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平成24年度 夢の材料グラフェンの新技術・新商品・新事業を考える研究会

2010年ノーベル賞に輝き、一躍急浮上した新素材であるグラフェンについて、その基礎(「学」セクター)から、応用(「産」セクター)まで、事業展望も含め、産学の有識者から講演いただきました。 グラフェンは、新素材を期待する時代の要請から、近年大きな注目を集めています。しかし、グラフェンは未知の分野といえ、事業規模の大小に依存しない新たな開かれた肥沃な市場です。夢の素材として、次世代自動車、航空宇宙機器、ヘルスケア等の成長産業をその基礎で支え得るグラフェンについて、今回は新規材料としてのグラフェンを製品にどう生かすかという取り組みと、その優れた特性を最大限生かす次世代製品技術の情報提供を進めました。  多くの皆様にご参加いただき、有難うございました。

第3回開催概要

日時
平成24年12月5日(水)  【14:00~16:45】
場所名城大学 名駅サテライト MSAT 13階 多目的室
 名古屋市中村区名駅3-26-8 名古屋駅前桜通ビル13階 TEL:052-551-1666
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ○講演Ⅰ  【14:00 ~ 15:15】
「土に学ぶ省エネ住宅-新しい断熱材の開発とグラフェンへの期待-」
講 師: 株式会社LIXIL  商品本部 水まわり総合技術研究所 IBA推進室
                   室長    井須 紀文 氏   
 2050年にCO2総排出量を80%削減することを目指した研究開発を進めている。住宅の省エネは今後ますます重要とあり、断熱性能の向上を目指してナノ多孔質構造を持つセラミックス粒子を用いた真空断熱材の開発を進めている。開発の現状とグラフェンへの期待について解説。
 
○講演Ⅱ  【15:30 ~ 16:45】 
「高品質グラフェン作製に向けた結晶成長技術」
講 師: 名城大学  理工学部材料機能工学科 
                  教授     丸山 隆浩 氏
グラフェンはナノカーボン材料の代表的な材料であり、Siなどの半導体を上回る特性をもつことから近年盛んに研究が行われている。本講演ではデバイス作製のための鍵となるグラフェンの結晶成長の現状と課題について報告。また、カーボンナノチューブとの比較も説明。

    
○交流会(名刺交換会)  【16:50 ~ 17:50】 

第2回開催概要

日時
平成24年9月26日(水)  【14:00~17:00】
場所名城大学名駅サテライト (MSAT) 多目的室
 名古屋市中村区名駅3-26-8 名古屋駅前桜通ビル13階 TEL:052-551-1666
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ○講演Ⅰ  【14:05 ~ 15:05】
「東海ゴムにおける新事業創出への取組みと、炭素材料への期待」
講 師: 東海ゴム工業株式会社 
新事業開発研究所 企画室 担当課長            神戸 由美 氏  
ゴム会社にとって、カーボン(炭素)材料は欠くことのできない材料です。ゴムにおける炭素材料の位置づけ、防振ゴム、導電ゴム・センサーを中心に、ゴム製品・技術のご紹介。製品側から見た炭素材料/グラフェンへの期待について、新事業創出への取組みと併せてご解説。
 
○講演Ⅱ  【15:15 ~ 16:45】 
「ナノカーボン材料の合成とエレクトロニクス応用」
講 師: 独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノエレクトロニクス研究部門
連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンター     近藤 大雄 氏
グラフェンやカーボンナノチューブといったナノカーボン材料は、その優れた物理特性から次世代大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)における配線材料やチャネル材料の有力な候補の一つとして近年注目されています。ここでは、ナノカーボン材料のエレクトロニクス応用への展開に向けた最近の合成技術の進展や今後の課題についてご紹介。

第1回開催概要

日時
平成24年6月27日(水)  【14:00~17:00】
場所名城大学 名駅サテライト(MSAT) 多目的室
 名古屋市中村区名駅3-26-8 TEL:052-551-1666
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 講演Ⅰ  【14:05 ~ 15:20】  「グラフェンの性質、作製および配線材への応用」

講 師: 名城大学 理工学部材料機能工学科     教授 成塚 重弥 氏

 カーボンナノチューブ、グラフェン、ダイヤモンド等の炭素素材は、近年、優れた特性により注目され、 21世紀の新材料として期待されます。本講演では、特にグラフェンに注目し、その性質、作製方法、配線材としての応用に関してご説明。グラフェンは銅の約1,000倍の電流耐性を持つため、配線材へ応用されれば、軽量性、信頼性の向上ばかりでなく、コイル、トランス、モーターなどの超小型化も期待されます。

講演Ⅱ  【15:35 ~ 16:50】 

「グラフェンの結晶成長と評価」

講 師: NTT物性科学基礎研究所 機能物質科学研究部低次元構造研究グループ

   グループリーダー 日比野 浩樹 氏

   炭素原子の2次元シートであるグラフェンが、次世代のエレクトロニクス材料として注目を集めています。NTT物性科学基礎研究所では、将来のグラフェンエレクトロニクス産業の基礎となる単結晶グラフェン基板の創製を目指して、シリコンカーバイドの熱分解により成長したグラフェンの構造と物性を、実験と理論の両面から解明しています。本講演では、グラフェンの主な作製法と評価法を中心にご解説。          

交流会(名刺交換会)  【17:00 ~ 18:00】