HOME > 事業のご案内 > 研究交流事業 > 技術普及推進事業 > 平成24年度 次世代ロボット産業研究会

平成24年度 次世代ロボット産業研究会

東日本大震災の影響、世界経済の低迷、歴史的な円高など、我が国を取り巻く環境が、依然として不透明な状況にある中、モノづくり企業においては、新たなイノベーションや事業の創出に向けて、早急な対応が求められています。 そうした中、人の生活をサポートする次世代ロボットには、これまでに培われたモノづくり技術を活かすことができ、大きな期待が寄せられる一方で、その具体的な絵姿が今ひとつ明確になってこない、普及がなかなか進まないという現状があります。 そこで、本研究会では、様々な分野において、先行的に取り組まれているロボットの事例をもとに、開発・実用化に向けた取組や課題について紹介し、次世代ロボット産業への新規参入の糸口を模索しました。 本研究会を通じて、幅広く知識・情報の共有を図るとともに、大学等や企業間での新たな連携・マッチングを図り、多数の方々のご参加有難うございました。

第3回開催概要

日時
平成25年2月8日(金)  【09:30~11:45】
場所あいち健康プラザ
 愛知県知多郡東浦町大字森岡字源吾山1番地の1 TEL:話 0562-82-0211(代)
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆ 開会 【9:30-9:35】
◆ 講演 「 介護・医療分野の生活支援ロボット開発動向について」【9:35-11:45】
講演Ⅰ「リハビリテーションで求められる器具・ロボットについて【9:35-10:35】
講 師 独立行政法人国立長寿医療研究センター
機能回復診療部、認知症先進医療開発センター
在宅医療・自立支援開発部 部長 近藤 和泉 氏
リハビリ医療の領域でのロボットおよび装備に関するニーズは、高齢化に伴う人的資源不足に
留まらず、訓練中の安全確保、多関節同時制御によるより高度な訓練、さらに高齢虚弱や認知症などの
障害予防にまで広がり始めている。ここではリハビリテーションで求められる器具・ロボットについて
ご説明。
講演Ⅱ 「介護・医療支援向けたパートナーロボットの開発 」【10:45-11:45】
講 師 トヨタ自動車株式会社 パートナーロボット部
理事 高木 宗谷 氏
世界中で進行している少子高齢化状況下では、疾病・要介護人口が増加の一途をたどっています。
その一方で、労働人口は減少しており、介護負担の増大と介護の質の低下が心配されています。
その様な社会の状況に於いても、「クオリティオブライフ」の維持向上に貢献して行くことを目指し、
2006年から、「すべての人に移動の自由を提案する」というビィジョンの元、
介護・医療支援分野を重点にロボット技術活用開発に取組んでこられたことをご紹介。

第2回開催概要

日時
平成24年12月6日(木)  【13:30~16:55】
場所愛知県産業労働センター(ウィンクあいち)
 名古屋市中村区名駅4-4-38 TEL:052-485-6131
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆ 開会 【13:30-13:35】

◆ 講演I 【13:35-14:35】
「ロボット開発の課題及び生活支援ロボット安全検証センターの取組について」
講 師 独立行政法人産業技術総合研究所 知能システム研究部門
副部門長 大場 光太郎 氏
生活支援ロボットをサービスとして社会実装する際の問題点、特に安全性の評価について、
生活支援ロボット安全検証センターでの取り組みを紹介。さらに、社会実装の実例として、
産総研で行っている気仙沼~絆~プロジェクトの紹介を。

◆ 講演Ⅱ 【14:45-15:45】
「国際安全規格「パーソナルケアロボットの安全要求事項」の概要」
講 師 名古屋大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻
教授 山田 陽滋 氏
本講演では,次世代ロボットのための安全技術開発に貢献する標題の国際安全規格の概要を紹介.
同規格は,わが国において,次世代ロボット市場創出の期待がかかる移動ロボットや人間装着
型ロボットを対象として,2007年,”human as workpiece”をスローガンにその策定活動がスタート
し,2013年にその出版が予定されている.

◆ 講演Ⅲ 【16:00-16:55】
「移動作業型生活支援ロボットについて-警備ロボットを例として-」
講 師 綜合警備保障株式会社 開発技術部
課長代理 有木 孝夫 氏
弊社の警備・案内ロボットを紹介するとともに ロボットの安全対策として、ISO14121に則ったリス
クアセスメント、およびISO12100のスリーステップメソッドによるリスク低減による安全に関する
取り組みについて、事例を挙げながら紹介されました。

◆「ロボット介護機器パートナーシップ」説明会【17:00~17:20】(11/30追加)
「ロボット介護機器開発・導入促進について」
説明者 経済産業省製造産業局 産業機械課 
課長補佐 北島 明文 氏

◆ 交流会(名刺交換会)【17:30 -18:30】

第1回開催概要

日時
平成24年8月29日(水)  【13:30~17:00】
場所愛知県産業労働センター(ウィンクあいち) 18階 セミナー室
 名古屋市中村区名駅4-4-38 TEL:052-571-6131
主催等 主催:(公財)科学技術交流財団
内容 ◆ 開会挨拶 【13:30-13:35】

◆ 講演I 【13:35-14:35】
「医療機器の開発と承認審査 –手術支援ロボットと補助人工心臓を例として」
講 師 国立大学法人 神戸大学大学院 工学研究科 機械工学専攻    教授 山根 隆志 氏
 最近の医療機器審査の動向と、2009年に承認された手術支援ロボット、及び2010年に承認された補助人工心臓の審査例を紹介。特に補助人工心臓の場合、学会の協力により、ガイドラインが申請前に、実施基準が承認前に制定され、早期承認に到達したことは、レギュラトリーサイエンス(評価科学)の成果といえます。

◆ 講演Ⅱ 【14:45-15:45】
「手術支援ロボットの研究開発の現状と事例」
講 師 国立大学法人 名古屋工業大学 工学部 機械工学科      助教 荒田 純平 氏
手術支援ロボットは、今後様々な臨床分野での応用が期待されており、それぞれの分野に即した研究開発が重要となっています。本講演では、手術支援ロボットについて国内外における研究開発の現状と具体的な研究開発事例について紹介。
  
◆ 講演Ⅲ 【16:00-17:00】
「低侵襲手術のための手術支援ロボットの開発」
講 師 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 第二開発本部手技開発部
部長 小賀坂 高宏 氏
 今日の低侵襲手術の拡大・普及には、革新的な機器の開発が大きく貢献してきました。手術の低侵襲化と各種の技術開発の変遷を、同社の技術開発の状況にも触れながら、広く考察するとともに、今後の手術支援ロボット技術開発の取組について紹介。

◆ 交流会(名刺交換会)【17:10 -18:10】