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平成26年度 高エネルギー加工基盤技術研究会

 当地域は自動車産業を中心とした我が国最大のものづくり拠点ですが、昨今、国内生産の海外移転に伴う空洞化や海外からの追い上げなど厳しい環境下におかれています。将来にわたり、ものづくり拠点を維持・強化していくためには、新しい加工技術の導入や既存技術との複合化により他の追従を許さない、高度で独自の加工基盤技術の構築が必須となります。
 現在、実用化段階に進みつつあるレーザー加工やプラズマ・レーザー・電子線を複合化した表面改質加工などの高エネルギー加工技術の進展は目覚ましいものがあります。
 これらの応用分野を分かりやすく解説し、ものづくり現場での試行・実使用に有益な情報等を内容とする研究会を3回にわたり開催しました。多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

第3回開催概要

日時
平成27年2月19日(木)  【13:15~16:40】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1102会議室
 名古屋市中村区名駅4-4-38 TEL:
主催等 (公財)科学技術交流財団/愛知工研協会
内容 ○講演Ⅰ
13:25~14:35 「板金加工業界におけるレーザ加工技術の変遷と最新のレーザ加工技術」
講師 株式会社アマダ 技術研究所 第1ラボ 研究員 河合 広太郎 氏 
 アマダがこれまでに生み出してきたレーザ加工機を紹介し、その後、最新のレーザ加工機、ENSIS3015AJと新型ファイバーレーザ発振器について紹介します。また、レーザ加工機を実際に使用されている海外のお客様状況についても紹介します。

○講演Ⅱ
14:45~15:55 「パルスレーザを用いた微細加工技術の切削工具への応用」
講師 あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター 自動車・機械技術室
    主任研究員 河田 圭一 氏
 ナノ秒パルスレーザを用いた微細加工技術を切削工具の刃先処理に応用する研究を進めています。ここでは、切削工具のすくい面に付与した微細構造が潤滑特性に及ぼす影響やレーザにより刃先を鋭利化したCBN工具による焼入れ鋼の切削加工についてご紹介します。

○総合討議
16:05~16:40 総合討議
座長:(一財)近畿高エネルギー加工技術研究所 ものづくり支援センター長 高瀬 公宥 氏

第2回開催概要

日時
平成27年1月22日(木)  【13:15~16:40】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1101会議室
 名古屋市中村区名駅4-4-38 TEL:
主催等 (公財)科学技術交流財団/愛知工研協会
内容 ○講演Ⅰ
13:20~14:20 「レーザー加工に関する現状と課題」
講師 (一財)近畿高エネルギー加工技術研究所 ものづくり支援センター 
    研究開発部 部長 殖栗 成夫 氏
 レーザー加工の原理と応用例を述べるとともに、実際にレーザービームを溶接などの加工に適用するに際して生じる諸現象を採り上げながら、留意点および今後の課題についても紹介します。

○講演Ⅱ
14:30~15:30 「航空機エンジン用耐熱材料の耐環境コーティングの技術変遷と将来動向」
講師 (一財)ファインセラミックスセンター 材料技術研究所
    高信頼性材料グループ グループ長 北岡 諭 氏
 航空機エンジン用耐熱材料の耐環境/遮熱コーティングの技術動向について紹介するとともに、腐食・防食の観点から、耐久性に優れる部材を開発する上で必要な新たな取組についてご紹介します。

○総合討議
15:40~16:40 総合討議
座長:(一財)近畿高エネルギー加工技術研究所 ものづくり支援センター長 高瀬 公宥 氏

16:50~17:50 希望者のみ、15階 研究交流センターにて交流会

第1回開催概要

日時
平成26年11月18日(火)  【13:45~16:40】
場所知の拠点あいち 1階講習会室
 豊田市八草町秋合1267番1 TEL:0561-76-8326
主催等 (公財)科学技術交流財団/愛知工研協会
内容 ○講演Ⅰ
13:55~14:55 「輸送機器産業とレーザー加工」
講師 株式会社最新レーザ技術研究センター 代表取締役 沓名 宗春 氏
 自動車、航空機、造船、鉄道車両の製造に高エネルギービームのレーザー溶接が低入熱、低歪で適用されている現状を紹介するとともに、最新のレーザー加工技術のレーザー微細加工、CFRPのレーザー加工、レーザピーニング処理なども紹介します。

○講演Ⅱ
15:10~16:10 「未来を拓く粒子積層コーティング技術 現状、課題、展望」
講師 豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 教授 福本 昌宏 氏
 サステイナブル人類社会の構築において材料技術には、高品位化とリサイクル性の双方が求められます。材料、部材における表面技術は、これに応え得る技術の一つであり、その高度化が望まれます。本講では、ミクロンサイズの粒子積層を共通とし、溶融粒子に基づく既存溶射法、非溶融固相粒子に基づくコールドスプレー法、非加熱粒子に基づくエアロゾルデポジション法の基本原理、特徴・個性、制御指針、応用事例などについて講述させて頂きます。

○総合討議
16:10~16:40
座長:(一財)近畿高エネルギー加工技術研究所 ものづくり支援センター長 高瀬 公宥 氏

16:50~17:50 希望者のみ、3階休憩室にて交流会