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平成27年度 LED応用技術研究会

 2014年、21世紀の照明に革新をもたらした青色発光ダイオード(LED)の世界に先駆けた開発により、ここ「ものづくり愛知」からノーベル物理学賞受賞者を2名輩出しました。  LEDと言えば省電力・長寿命であることから、照明用電灯の代名詞になっていますが、可視光から赤外線、紫外線に至る波長の違いをもって、医療や農業、漁業分野に活用の場を広げるとともに、液晶ディスプレイや自動車のヘッドランプ、基板材料等に採用されるなど、様々な分野で発展し続けており、産業のすそ野が広がっています。今後も多様な用途の開拓が進むことが期待されています。  こうしたことから、当財団では中小企業の皆様にも新分野におけるLEDを活用した新製品開発のきっかけを得ていただくことを目的として、LEDの特性や課題、最新の技術開発動向を内容とする研究会を3回にわたり開催しました。  多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

第3回開催概要

日時
平成27年10月16日(金)  【14:00~17:00】
場所名城大学名駅サテライトMSAT
 名古屋市中村区名駅3-26-8 TEL:052-551-1666
主催等 (公財)科学技術交流財団 協力:学校法人名城大学
内容 14:00~14:05 開会 
    
14:05~15:25「窒化物半導体材料の光デバイスとしてのポテンシャル」
          講師 名城大学 理工学部材料機能工学科 准教授 岩谷 素顕 氏

            <内容調整中>

15:25~15:40 休憩

15:40~17:00「AlGaNによる短波長紫外LEDの実用化への足取り」
          講師 創光科学株式会社 上級常務執行役員 技術本部長 平野 光 氏
 AlGaNは、InGaN(青色LED)より短波長の「紫外線LED(波長250-350nm)」を実現する材料です。天野・赤﨑研究室が高温AlN成長技術を約1cm□で実証後、①2006年: 名城大学発ベンチャーの創光科学㈱はAlGaN-LEDの実用化を目指して設立、②2010年:効率5%(波長285nm)の達成、10mW品のサンプル出荷、③2012年:500mW発表、日機装㈱は創光科学㈱を子会社化、④2014年:5W照射モジュールを発表、樹脂封止技術を権利化、ライセンス供与を受けた日機装㈱は月産10万個の量産工場を建設、本格事業化となりました。今後、殺菌・消臭・印刷・コーティング・分析装置への応用が期待されています。

17:00~18:00 希望者のみ、併設のラウンジにて交流会 

第2回開催概要

日時
平成27年9月9日(水)  【14:00~17:00】
場所名城大学 名駅サテライト MSAT 多目的室
 名古屋市中村区名駅3-26-8 KDX名古屋駅前ビル13階 TEL:052-551-1666
主催等 (公財)科学技術交流財団 協力:学校法人名城大学
内容 14:00~14:05 開会 
    
14:05~15:25 「レーザ照明の可能性と青色面発光レーザの現状」
         講師 名城大学 理工学部材料機能工学科 教授 竹内 哲也 氏
 本講演では、照明・ディスプレイ用途として青色半導体レーザが注目されている背景を紹介します。
 照明で必要とされる高出力・高効率駆動の観点から、半導体レーザを利用する利点について概説します。
 次に、その具体的な光源として期待される、窒化物半導体による青色面発光レーザの現状と可能性について、我々の取組を紹介しながら詳しく説明します。

15:25~15:40 休憩

15:40~17:00 「青色LED~その開発ストーリー~」
        講師 豊田合成株式会社 顧問 太田 光一 氏
豊田合成は赤﨑先生・天野先生のご指導のもと、1986年より青色LEDの共同開発をスタートさせました。翌年には、JSTを含めた産学官連携プロジェクトを開始しました。
ゴム・樹脂の自動車部品事業が中心の素人企業がなぜ青色LEDの開発を行ったか、製品化を進めるうえでの効率化改善等を解説するとともに、当社が直面した特許訴訟等の概要も報告します。また、青色LEDの用途展開状況や今後の展望について提案します。

17:00~18:00 希望者のみ、併設のラウンジにて交流会(別途1,000円)

<今後の予定>
第3回 平成27年10月16日(金) 於 名城大学名駅サテライト
   Ⅰ…名城大学 理工学部材料機能工学科 准教授 岩谷 素顕 氏
      「未定」
   Ⅱ…創光科学株式会社 上級常務執行役員 技術本部長 平野 光 氏
      「AlGaNによる短波長紫外LEDの実用化への足取り」

 ※講師の都合等により、今後の予定については変更となる場合があります

第1回開催概要

日時
平成27年7月8日(水)  【14:00~17:00】
場所名城大学 名駅サテライト MSAT 多目的室
 名古屋市中村区名駅3-26-8 KDX名古屋駅前ビル13階 TEL:052-551-1666
主催等 主催:公益財団法人科学技術交流財団 協力:学校法人名城大学
内容 14:00~14:10 主催者挨拶等      
14:10~15:30「LED技術の課題と新しい研究動向」
              講師 名城大学理工学部 材料機能工学科 教授 上山 智 氏
 高効率の白色LED登場以降、世の中に広く普及しつつあるLEDは、決して完成された技術ではなく、効率ドループ、グリーンギャップをはじめとするいくつかの課題が残されています。言い換えるなら、これらの課題が解決できるとさらなるエネルギー効率改善、コスト低減が可能となり、さらに大きな魅力を持つ製品になると期待されます。これらの課題を整理するとともに、課題解決のための最先端の研究動向について解説します。

15:30~15:40 休憩
15:40~17:00「農業分野におけるLEDの現状と課題」
               講師 イノチオホールディングス株式会社 イノチオ農業研究所
                          営農支援部 マム課 課長 長谷川 紀子 氏
 農業資材販売会社という販売者の視点から「農業分野におけるLEDの現状と課題」についてご紹介します。主な内容としては、①使用品目とその目的 ②使用場所 ③効果とその評価 ④販売に当たって注意している点 ⑤農業分野におけるLEDの未来を予定しています。当たり前のことから農業現場ならではの課題、農業分野でのLED導入事例など弊社が把握している事例を交えてご紹介します。

17:00~18:00 希望者のみ、併設のラウンジにて交流会