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平成28年度 自動車運転支援システム技術研究会

“ものづくり愛知”では自動車産業が興隆しており、自動車の性能は進化し続けているものの、さらなる高い安全性が求められ、高度運転支援技術の開発に各メーカーは鎬を削っています。 また、超高齢化社会に突入した我が国においては、アクセルとブレーキの踏み間違いなど、高齢ドライバの運転操作ミスに起因する事故も多発しており、目指すところ自動車システムの高度化のみでなく、運転者自身の安全操作を支援するための技術開発も緊急の課題となっています。 そこで、本研究会では全3回にわたって、このような現状や課題を踏まえ、ドライバの安全運転を支援するための技術及びその技術の有効性を評価するための最新技術について紹介します。 本研究会を通して、自動車安全技術の最前線に触れて頂くと共に、その要素技術の転用・応用・発展による新製品の開発のキッカケとなり、さらには、異業種間での交流、産学官での情報の共有・交換の場となることを期待します。

第3回開催概要

日時
平成28年9月9日(金)  【14:00~16:50】
場所名城大学 ナゴヤドーム前キャンパス 西館2F レセプションホール
 名古屋市東区矢田南4-102-9 TEL:052-832-1151(代)
主催等 (公財)科学技術交流財団、協力:学校法人名城大学
内容 ◆講演Ⅰ
14:05~ 15:20 「磁気による最新の生体活性化技術(磁気プロトニクス原理)の紹介とその応用」
講師:名古屋大学 名誉教授 毛利 佳年雄 氏
都市人工環境系と太陽地球自然環境系の調和科学技術のひとつは、水の電磁気効果の活用と考えられ、水(細胞水)に超低周波の微小磁界を印加すると自由プロトンが発生し、ミトコンドリアでのATP生成能が高まること(磁気プロトニクス原理)を理論仮説として提唱されました。また、導電率温度特性での磁気効果判定を基礎に、ヒトの健康回復、動物、植物の生長促進などの多くの実証を得ていることから、その応用も含め紹介します。

◆講演Ⅱ 
15:35 ~ 16:50 「生体磁気刺激による新たなドライバの居眠り運転防止技術」
講師:名城大学理工学部 情報工学科 教授 山田 宗男 氏
ドライバの居眠り運転防止の技術としては、音や光による警報または振動刺激など、五感への感覚刺激による検討がなされ、これらの覚醒手段では、即効性が高い反面、一時的な強制覚醒後に再度誘発される眠気がより深い眠気となる「睡眠リバウンド現象」の発生が問題となります。今回、新たな居眠り運転防止策として、磁気刺激によってドライバの生体活性を促し、睡眠リバウンド現象を起こしにくい新たなドライバ覚醒手法について紹介します。

◆17:00 ~ 18:00 希望者のみ、併設ラウンジにて交流会  

第2回開催概要

日時
平成28年7月22日(金)  【14:00~16:50】
場所名城大学 天白キャンパス タワー75 15階レセプションホール
 名古屋市天白区塩釜口1-501 TEL:052-832-0051
主催等 (公財)科学技術交流財団、協力:学校法人名城大学
内容 ◆講演Ⅰ
14:05~ 15:20 「交通事故ゼロを目指して~運転行動から見たリスクマネージメント~」
講師:名城大学理工学部 情報工学科 教授 中野 倫明 氏
高齢者の交通事故(特に自動車運転中)を分析・評価すると、事故原因やその要因(リスク因子)が分かり、事故低減の対策が検討できる。実車運転では体験しづらい危険な場面や高齢者特有の事故を運転シミュレータによって体験することが可能で、その際に生じる「運転行動からの運転能力の評価と対策の取り組み」に関し、その一端を紹介します。

◆講演Ⅱ 
15:35 ~ 16:50 「交通事故ゼロを目指して~脳構造から見たリスクマネージメント~」
講師:高知検診クリニック 脳ドックセンター長
    高知工科大学 客員教授 朴 啓彰 氏
健常中高年者に高頻度で出現する白質病変が、交通事故や高速道路誤進入のリスク因子であることを突き止め、「脳が運転を司る」こと、さらには、脳容積計測から危険運転行動と特異的に関連する脳部位を見出することが確認でき、これらの知見を踏まえ、個人の脳構造データが交通安全支援技術開発ソースであることについて解説します。

◆17:00 ~ 18:00 希望者のみ、併設ラウンジにて交流会  

第1回開催概要

日時
平成28年6月24日(金)  【14:00~16:50】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 903会議室
 名古屋市中村区名駅4-4-38  TEL:052-571-6131
主催等 主催:(公財)科学技術交流財団、協力:学校法人名城大学
内容 ◆講演Ⅰ
14:10 ~ 15:25 「ITS運転支援システムとそのヒューマンファクタ」
講師:名城大学理工学部 交通機械工学科 教授 相馬 仁 氏
障害物に対して自動または半自動で衝突を回避するITS運転支援システムや、ITS運転支援システムとドライバとが交信するためのヒューマンマシンインタフェース(HMI)の開発は、自動車の安全性を各段に向上させるために重要であるが、さらにこれらが将来の自動運転システムにおいても必要になることを述べ、自動運転直前の自動化技術の特徴や課題などを解説します。

◆講演Ⅱ 
15:35 ~ 16:50 「電動化・知能化とコネクティビティによるクルマの進化」
講師:日産自動車株式会社 総合研究所 モビリティ・サービス研究所
主任研究員(Manager) 白𡈽 良太 氏
20世紀にクルマが生み出した4大課題(エネルギー,温暖化,事故,渋滞)を解決するカギはクルマの“電動化”と“知能化”にある。クルマの知能化は、電動化を基盤にITの進化を取り込むことで発展し、自動運転を可能にしようとしており、本講演では自動運転に必要な技術を、センサ、人工知能、制御などの側面から解説します。

◆17:00 ~ 18:00 希望者のみ、研究交流センター(ウインクあいち15階)にて交流会