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平成28年度 異種材料接合技術研究会

 昨今、異種材料の接合技術は自動車や電子、電機分野で積極的に利用されており、企業の方々の関心が高まっています。従来では困難とされた異種材料の接合技術の革新は目覚ましいものがあり、新たな材料を組み合わせることで、製品の軽量化や機能・性能の向上、コスト削減に寄与するものと期待されています。  こうしたことから、当財団では企業の方々の新事業創出、新商品開発などに役立ていただくことを目的とし、異種材料接合の最新の状況について、専門家を招聘してご講演いただく研究会を昨年度に続き3回にわたり開催することとしました。  多くの皆様のご参加をお待ちしております。

第3回開催概要

日時
平成28年12月20日(火)  【13:30~16:50】
場所名古屋銀行協会201会議室
 http://www.nagoya-ba.or.jp/access.htm
 名古屋市中区丸の内2-4-2 TEL:052-231-7851
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆講演Ⅰ
13:35~14:45 「有機ケイ素系ポリマーを用いたアルミニウム-セラミックス接合技術」
          講師 産業技術総合研究所 構造材料研究部門セラミック機構部材グループ
              主任研究員 北 憲一郎 氏
 有機ケイ素系ポリマーはセラミックス化可能な性質を有するポリマーであり、これまでに繊維や薄膜等のユニークな形状を持ったセラミック材料の原料として使われてきました。
 今回は、この有機ケイ素系ポリマーを接合技術に応用した例について御紹介いたします。

◆講演Ⅱ
15:00~16:10 「新しい金属/樹脂接合技術『DLAMP(ディーランプ)』のご紹介」
          講師 ダイセルポリマー株式会社 新事業企画部 主席部員 柴田 悟 氏
 マルチマテリアル化は自動車分野、各工業分野で期待されている技術です。本講演では、レーザーエッチング法を用いた、まったく新しい樹脂/金属接合技術『DLAMP(ディーランプ)』について、その開発背景から接合メカニズム、適用用途などを紹介させていただきます。

16:10~16:50 講師との名刺交換(自由参加)

第2回開催概要

日時
平成28年11月28日(月)  【13:30~16:50】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 1203会議室
   名古屋市中村区名駅4-4-38 TEL:052-571-6131
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆講演Ⅰ
13:35~14:45 「接着技術の最前線:自動車,船舶,および航空機への適用」
         講師 東京工業大学 科学技術創成研究院 准教授 佐藤 千明 氏
 従来より、接着接合は多くの箇所に使用されてきましたが、材料の多様化に伴い、近年、その重要性が増しつつあります。例えば、自動車、船舶、および航空機への接着技術の適用が進みつつあります。本講演では、最近重要になりつるある異種材接合についても言及し、そのニーズと課題について解説します。

◆講演Ⅱ
15:00~16:10 「塑性流動結合技術の概要とアルミニウムダイカスト材と鋼材の結合への応用」
         講師 京浜精密工業株式会社 技術顧問(元 東京工業大学 教授)
                                           村上 碩哉 氏
 塑性流動結合技術は高精度、高強度、かつ生産性の高い結合法として、自動車部品を中心に活用されております。ここでは、その技術の概要と特長を紹介します。また、異材接合の応用事例として、延性の低いアルミニウムダイカスト部品と鋼製軸部品を塑性流動結合することにより、軽量化と低コスト化を実現した事例を紹介します。

16:10~16:50 講師との名刺交換(自由参加)

第1回開催概要

日時
平成28年10月31日(月)  【13:30~16:50】
場所名古屋銀行協会 201号室
   名古屋市中区丸の内2-4-2 TEL:052-231-7851
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆講演Ⅰ
13:40~14:50 「摩擦接合技術の最近の動向と今後の可能性」
            講師 大阪大学接合科学研究所 教授 藤井 英俊 氏
 材料を溶かさず、固体の状態で接合できる摩擦攪拌接合は、種々のさらなる発展の可能性を秘めた新規接合法です。本報では、今後の課題となると予測される構造体の軽量化と形状の複雑化に対応するための、最近の摩擦攪拌接合の動向とさらなる可能性について論じます。

◆講演Ⅱ
15:10~16:20 「ゴムと樹脂を化学的に結合させて作る 新しい複合材製造技術「ラジカロック」」
                   講師 株式会社中野製作所 タスクマネジメントグループ
                       マネージャ 中山 義一 氏
 接着剤を使わずにゴムとプラスチックの分子鎖を直接化学結合させる技術であるラジカロックの仕組み、活用方法、実施例をご紹介致します。
 ラジカロックを用いることで、プラスチックの良さとゴムの良さを併せ持つ新しい複合部品の開発が可能になります。

16:20~16:50 講師との名刺交換(自由参加)