HOME > 事業のご案内 > 研究交流事業 > 技術普及推進事業 > 平成29年度 炭素繊維応用技術研究会

平成29年度 炭素繊維応用技術研究会

炭素繊維複合材料(CFRP)は、軽量・高強度といった炭素繊維が持つ基本物性の高さから注目され、各種産業分野での需要が増加しています。現況は、航空機や風力発電、圧力容器などの用途に加え、自動車用途においての採用が拡大しており、CFRPの市場は本格的な拡大期に入ったと言えます。 さて、本研究会は今年で10年目を迎えますが、依然として継続開催の要望が強く、今年度も3回にわたり開催する運びとなりました。なお、今回は講演終了後に名刺交換会を実施し、講師の方々と直接お話する機会を設けました。ぜひご参加ください。

第3回開催概要

日時
平成29年11月10日(金)  【13:30~16:30】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 1002会議室
 http://www.winc-aichi.jp/access/
 名古屋市中村区名駅4-4-38
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆講演Ⅰ
13:35~14:45 「複合材料は自動車に何をもたらすのか?」
     講師 SGLカーボンジャパン株式会社 コンポジット・繊維材料事業部   
        フィールドアプリケーションエンジニア マネジャー 齋藤拓也 氏

 自動車業界で注目を浴びている複合材料。CFRPに於いては1981年のF1を皮切りに、スーパーカー、限定生産車に拡がり、2013年登場のBMW社i3が量産車両で初めて広範囲に採用した。それ以降、特に欧州では様々な採用例が見られる。改めて日本車での複合材料採用の拡大に向け、そもそも複合材料とは何か、どのような利点・欠点があるのか、採用に必要な視点は何か、複合材料の可能性についてお伝えしたい。

◆講演Ⅱ
14:55~16:05 「熱成形の基礎と熱可塑性CFRPへのアプローチ(仮)」
          講師 株式会社浅野研究所 企画開発部 課長 宇佐美秀樹 氏

 熱可塑性樹脂の成型方法の一つとして加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを真空圧あるいは圧縮空気圧を利用した真空(圧空)成形がある。この真空(圧空)成形方法の基礎と、熱可塑性樹脂を使ったCFRTPの成形の応用について紹介したい。

◆名刺交換会
16:05~16:30 名刺交換会

申込方法

申込方法(1)インターネットから、お申し込み下さい  -----> 申込画面へ

(2)申込書にご記入の上、FAX又はメールにてお申込み下さい。
         申込書(開催案内パンフ)のダウンロード

申し込み先
公益財団法人科学技術交流財団  業務部  分野別研究会事務局
〒470-0356 愛知県豊田市八草町秋合1267番1
FAX:0561-21-1651
E-mail:chusyo[at]astf.or.jp
※スパム対策のため、E-mailの@を[at]に変更してあります。

お問い合わせ先 TEL:0561-76-8325
申込期限 平成29年11月3日(金)
参加費 全3回 5,000円 (研究交流クラブ会員の方及び愛知工研会員の方は3,000円)
支払方法 研究会前日までに、下記銀行口座にお振込みください。
          振込手数料はご負担願います。

銀行名 : 三菱東京UFJ銀行 愛知県庁出張所(店番号191)
口座番号 : (普通)1031946
口座名義 : 公益財団法人科学技術交流財団 理事長 濵口道成(コウエキザイダンホウジンカガクギジュツコウリュウザイダン リジチョウ ハマグチミチナリ)

第2回開催概要

日時
平成29年10月6日(金)  【13:30~16:30】
場所名古屋市工業研究所 ホール
   名古屋市熱田区六番三丁目4番41号 052-654-9807
主催等 (公財)科学技術交流財団
内容 ◆講演Ⅰ
13:35~14:35 「熱可塑性CFRPと金属のレーザ溶接技術」
          講師 株式会社タマリ工業 レーザシステム事業部 理事 三瓶和久 氏

 自動車の軽量化を担うマルチマテリアル化に最適な材料として熱可塑性CFRPの開発が進められ、トヨタ自動車のLEXUS LFT、MIRAI等の特殊な車ではあるが採用が始まりつつある。適用拡大のための課題の一つである、金属材料との接合技術の開発状況について、レーザによる接合技術を中心に紹介する。

◆講演Ⅱ
14:45~16:05 「熱可塑性CFRPのプレス成形技術」
          講師 金沢大学 理工研究域機械工学系 教授 米山猛 氏

 連続繊維熱可塑性CFRPのスタンパブルシートを加熱してプレス成形する際の繊維の変形,温度・圧力条件、成形後の強度について解説する。さらに不連続繊維を用いたリブ成形などの応用についても紹介する。

◆名刺交換会
16:05~16:30

第1回開催概要

日時
平成29年9月1日(金)  【13:30~16:30】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 1002会議室
   名古屋市中村区名駅4-4-38
主催等 (公財)科学技術交流財団、あいち産業総合科学技術総合センター、協力:愛知工研協会
内容 ◆講演Ⅰ
13:35~14:35 「炭素繊維・複合材料の用途拡大への展望」
          講師 三菱ケミカル株式会社 豊橋技術研究所
                      高機能成形材料研究室 主幹研究員 杉浦直樹氏

 炭素繊維発明後半世紀が経ち、スポーツや航空用途で不可欠な材料となった。近年低価格化が進み、車両、産業機械、大型構造体の構造材への適用が広まり、使用量が増大しつつある。今後社会や環境のサステナビリティが重要な社会規範となり、秀でた機械的特性を有する炭素繊維複合材料は、人類の社会システムを支える材料となるものと期待される。ここでは用途拡大の展望を材料と成型技術の開発の観点で紹介する。

◆講演Ⅱ
14:45~16:05 「熱可塑性CFRPは本当に普及するか?」~欧州の最新技術から~
          講師 近畿大学 理工学部 機械工学科 教授 西藪和明氏

 軽くて強いCFRPは注目されているが,本当にCFRPは普及するのか?その用途拡大の課題は何か?我が国の強みと弱みは?熱可塑性CFRPは使えるか?金属とのマルチマテリアル化に必要な接合法やCFRPの産業機器への応用例,熱可塑性CFRPの多様な製造技術について欧州の最新技術を紹介する。

◆名刺交換会
16:05~16:30