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平成30年度 炭素繊維応用技術研究会

炭素繊維複合材料は、金属等の競合材料と比較して圧倒的な軽量化が実現できるため、自動車をはじめとする幅広い産業分野での需要が増加しています。CFRP市場が本格的な拡大期に突入した今、CFRP技術は地域の中小ものづくり企業から大いに注目されています。本研究会は今年度も全3回の予定で開催します。ぜひご参加ください。

第3回開催概要

日時
平成30年12月14日(金)  【13:30~16:30】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 902会議室
 http://www.winc-aichi.jp/access/
 名古屋市中村区名駅4-4-38
主催等 主催:(公財)科学技術交流財団、共催:あいち産業科学技術センター 三河繊維技術センター、協力:愛知工研協会
内容 ◆講演Ⅰ(13:30~14:40)
 「異種材料接合技術の現状と今後の展望」
  講師 大阪大学 接合科学研究所  特任教授  中田一博 氏   
車体軽量化のためには、CFRPや樹脂等と金属材料を組み合わせたマルチマテリアル化が必要である。マルチマテリアル化の接合技術として、熱可塑性CFRPや熱可塑性樹脂とアルミニウム合金や鉄鋼などの金属材料との直接異材接合に関して、摩擦発熱を利用した摩擦重ね接合法による接合特性と接合継手強度に及ぼす主要な因子、およびその接合機構、ならびに今後の展開について解説する。

 休憩(14:40~14:50)

◆講演Ⅱ(14:50~16:00)
 「自動車軽量化のための異種材料接着に関する技術課題と将来展望」
  講師 セメダイン株式会社 執行役員 技術本部長兼開発部長 秋本雅人 氏
異種材料の接着では、面で接合すること、また、接着剤層として多種の物性値を持つ材料を比較的自由に選択できることが特徴である。特に自動車軽量化を目的とした構造接着では、金属とプラスチックの熱膨張係数の違いから発生するひずみに対する応力緩和性と、点接合から面接合にすることによって得られる剛性向上による走行安定性ならびに衝突安全性といった相反する機能が求められる。本講演ではこれらの両立を目指した接着設計について簡単に概説する。

◆名刺交換会(16:00~16:30)

申込方法

申込方法(1)インターネットから、お申し込み下さい  -----> 申込画面へ

(2)申込書にご記入の上、FAX又はメールにてお申込み下さい。
         申込書(開催案内パンフ)のダウンロード

申し込み先
公益財団法人科学技術交流財団  業務部 分野別研究会事務局(担当:山岸/松田)
〒470-0356 愛知県豊田市八草町秋合1267番1
FAX:0561-21-1651
E-mail:chusyo[at]astf.or.jp
※スパム対策のため、E-mailの@を[at]に変更してあります。

お問い合わせ先 TEL:0561-76-8325
申込期限 平成30年12月7日(金)
参加費 全3回 5,000円 (研究交流クラブ会員の方及び愛知工研会員の方は3,000円)
支払方法 研究会前日までに、下記銀行口座にお振込みください。
          振込手数料はご負担願います。

銀行名 : 三菱UFJ銀行 『愛知県庁出張所』(店番号191)
口座番号 : (普通)1031946
口座名義 : 公益財団法人科学技術交流財団 理事長 濵口道成(コウエキザイダンホウジンカガクギジュツコウリュウザイダン リジチョウ ハマグチミチナリ)

第2回開催概要

日時
平成30年10月24日(水)  【13:30~16:30】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 1001会議室
   名古屋市中村区名駅4-4-38
主催等 主催:(公財)科学技術交流財団、共催:あいち産業科学技術センター 三河繊維技術センター、協力:愛知工研協会
内容 ◆講演Ⅰ(13:30~14:40)
 「ピッチ系炭素繊維の基本物性とその用途展開」
  講師 大阪ガスケミカル株式会社 CF材料事業部 研究開発部 
               技術開発チームマネージャー 曽我部敏明 氏

ピッチ系炭素繊維は、原料ピッチの調整や製法の制御により多様な機能を有するが得られ、高性能グレード品(異方性ピッチ系炭素繊維)と汎用グレード品(等方性ピッチ系炭素繊維)とに大別される。それぞれの特徴を活かして半導体、太陽電池、車両、航空宇宙、土木建築など様々な産業分野で欠かせない素材となっている。ピッチ系炭素繊維の製造方法の概要に触れ、ピッチ系炭素繊維の組織や構造を含めた基本物性を説明する。汎用グレード品を中心に用途を説明する。

 休憩(14:40~14:50)

◆講演Ⅱ(14:50~16:00)
 「CFRPの評価方法 ~機械試験を中心に~」
  講師 日鉄住金テクノロジー株式会社 営業統括部 
                    名古屋営業所長  熊崎吉紘 氏

鉄鋼系の会社の立場で、日ごろ馴染みの少ない機械試験方法を紹介する。
引張・曲げ試験はよく知られているが、動的衝撃試験、耐圧試験など最近増加している特殊試験の他、熱物性などの測定方法も紹介する。

◆名刺交換会(16:00~16:30)

第1回開催概要

日時
平成30年9月14日(金)  【13:30~16:30】
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 902会議室
   名古屋市中村区名駅4-4-38
主催等 主催:(公財)科学技術交流財団、共催:あいち産業科学技術センター 三河繊維技術センター、協力:愛知工研協会
内容 ◆講演Ⅰ(13:35~14:45)
 「航空機CFRP工程端材より回収した高性能回収炭素繊維の現状と今後の展望」
  講師 ELGカーボンファイバーLTD.社 社長 Frazer Barnes 氏(予定)

既に航空産業において中大型航空機では導入が定着している炭素繊維複合材料については、近年自動車業界でも軽量化素材として導入され拡大期を迎えている。自動車に導入されていけばCFRP廃材が大量に発生することが予測されており、工程端材や廃棄物処理についての関連企業の道義的責任が問われている。特に欧州においては廃棄、焼却することが認められず既に航空機端材の量産処理、循環利用が進んでいる。本講演では当社が取り組む回収炭素繊維事業、導入商業事例を中心に回収炭素繊維の現状と今後の展望を概説する。

 休憩(14:45~14:55)

◆講演Ⅱ(14:55~16:05)
 「航空機におけるCFRP部材の修理実例紹介と技術的課題」
  講師 株式会社JALエンジニアリング 技術部システム技術室 機体技術グループ 井出 諭 氏
       
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の研究、開発ならびにその使用範囲の拡大により、今や航空機産業においてCFRPは機体の軽量化・高性能化に欠かすことができない重要な材料となっている。本講演では、航空会社におけるCFRP部材に対する修理実例等を金属部材などの例と比較しながら具体的に紹介するとともに、作業における技術的課題を述べる。

◆名刺交換会(16:05~16:30)