HOME > 事業のご案内 > 共同研究・成果普及事業 > 共同研究推進事業 > 採択事業 > 平成22~23年度実施事業概要

平成22~23年度実施事業概要

液状醸造食品の総合的高度利用を可能にする吸着性セラミックスを活用した低炭素型製造技術の開発

統括研究代表者 愛知県産業技術研究所 食品工業技術センター 応用技術室主任研究員 近藤 徹弥
研究参加者
  • 愛知県産業技術研究所
  • 名古屋大学
  • 鳴海製陶(株)
  • 盛田(株)
研究開発の要約 愛知県の伝統的な液状醸造食品では、保存や流通中に発生する滓(おり)状の沈殿物や濁りが製品不良となるため、滓下げ・濾過・加熱によって滓原因物質を除去して滓生成を防止している。しかし現行の方法では、加熱エネルギーを多大に消費し、使用済みの滓除去材や滓が産業廃棄物として大量に処理されている。
そこで本研究では、吸着性セラミックス等を用いて、低コストで環境への負荷が少なく、製品品質を損なわずに、滓原因物質を効果的に除去・回収する方法を開発し、実用化を目指す。さらに、醸造物の付加価値を高めるため、もろみや最終製品、醸造副生物の生理機能性を活かした食品開発を行う。

ナノハイブリッド化に基づく高エネルギー密度型分子クラスター電池の開発

統括研究代表者 名古屋大学 物質科学国際研究センター教授 阿波賀 邦夫
研究参加者
  • 名古屋大学
  • 富士シリシア化学(株)
研究開発の要約 複数個の金属イオンと架橋配位子からなる多核金属錯体(分子クラスター)を正極活物質とした分子クラスター電池という技術を基に、新しい二次電池の開発をおこなう。ここでは、これまで電池の正極材料として用いられることのなかった多孔性シリカに着目し、導電性付与剤として従来の正極材料である導電性炭素を導電性シリカに置き換える。遷移金属イオンのドーピングによって正極材料に適した導電性シリカを作製し、導電性シリカと分子クラスター間に化学結合を有する有機/無機ハイブリッド材料を新規に開発する。その結果、分子クラスターの安定化と分子クラスターからの効率良い電子の取り出しを実現でき、急速充電が可能な大容量二次電池の開発が可能となる。