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平成24~25年度実施事業概要

エンジン点火用高輝度マイクロチップレーザーの開発研究

統括研究代表者 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 分子科学研究所 分子制御レーザー開発研究センター 准教授 平等 拓範
研究参加者
  • 自然科学研究機構
  • (株)日本自動車部品総合研究所
研究開発の要約 JSTプラザ東海の育成研究およびJST育成ステージにて、分子研、 (株)日本自動車部品総合研究所およびデンソーは、分子研の平等准教授が着想したマイクロチップレーザーをベースにしたレーザー点火装置の研究開発を行ってきた。すでに成果の一部は、2011年4月にOSAからプレスリリースに選ばれ、AAAS Science, BBC, New York Times, Forbes誌など360件以上の報道機関から紹介されるなど世界的な話題になっている。本研究では、車両だけでなく、国難とも言えるエネルギー問題に対応すべく、ガス発電(天然ガス、水素など)プラントも視野に入れたマイクロチップレーザーの高性能化を検討する。特に実用化において重要な課題であるレーザーシステムの耐環境性の向上と小型化を研究の目標とする。成果として自動車産業から火力発電プラント産業まで幅広い貢献が期待されるもので、中堅・中小企業に対しても参画企業からの直接的展開のみならず様々な意味での還元が望める。

快眠ガイドを内蔵する無拘束睡眠モニタの開発

統括研究代表者 中部大学 生命健康科学部 生命医科学科 教授 野田 明子
研究参加者
  • 中部大学
  • 名古屋大学
  • (株)デンソー
研究開発の要約 24時間社会における睡眠時間の短縮や質の低下は日常の十分な活動を阻害し、身体や精神に悪影響をもたらしている。超高齢化社会に向けて、24時間対応できる信頼精度の高い無拘束の循環・呼吸・睡眠状態の在宅モニタリングと健康長寿のためのガイドが必須である。睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠に分類されている。健常者では入眠、ノンレム睡眠、入眠後約90分頃レム睡眠が出現し、この入眠からレム睡眠までのひとつの単位が一晩に4-5回繰り返される。ノンレム睡眠は休息と回復、成長と関係し、レム睡眠は大脳の情報処理に関与していると考えられている。現在、在宅にて無拘束で簡単に睡眠の質やレム・ノンレム睡眠周期を評価できる機器はない。本研究では、心拍変動・身体活動量・呼吸・体圧等の生体情報から、従来睡眠評価が困難であった小児、高齢者、不眠・うつ病、心不全患者にも対応でき快眠ガイドを内蔵する無拘束睡眠モニタを開発することを目的とする。
この開発は心血管病やうつ病等の精神障害の早期予防、さらに学業問題の改善にも貢献し、社会経済的にも大いに価値が高いと考えられる。