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平成26~27年度実施事業概要

カフレス血圧計を用いた常時健康モニタリングシステムの開発

統括研究代表者 愛知県立大学 情報科学部 情報システム学科 教授 小栗 宏次
研究参加者
  • 愛知県立大学
  • 名古屋大学大学院医学研究科
  • 愛知県立芸術大学
  • 株式会社デンソー
研究開発の要約 血圧測定は高血圧診断や患者モニタリングに有用であるが、計測時のカフによる締付けは患者の負担が大きく常時モニタリングが難しい。そこで愛知県立大学では、カフレス血圧計の開発に取り組み、スマートフォンを用いたポータブルなカフレス血圧計を試作して、患者の負担無く簡易に血圧を計測できる仕組みを確立した。
本研究では、この成果をもとに“カフレス血圧‐クラウドシステム”を構築し、既存血圧計では不可能な日常血圧のモニタリングができる「常時健康モニタリングシステム」を開発する。さらに、そのデータをもとに生活習慣に関する指導を行うことでビッグデータに基づく生活習慣改善の効果を検証する。本システムによって高血圧の諸症状に応じた指導や在宅患者の常時モニタリングの実現が期待できる。

製造コストの大幅削減を可能にするエイズ治療薬中間体の革新的合成

統括研究代表者 名古屋工業大学 大学院工学研究科 未来材料創成工学専攻 教授 柴田 哲男
研究参加者
  • 名古屋工業大学
  • ラクオリア創薬株式会社
  • 黒金化成株式会社
  • 産業技術総合研究所 計測フロンティア研究部門
研究開発の要約 年間200億円の売り上げを誇るエイズ治療薬。しかし、その供給量に問題があり、途上国では十分に利用できない状況が続いている。この理由は、この医薬品が不斉炭素を持つため製造段階で非効率的な光学分割法を伴うことが不可欠であり、必然的に製造コストが膨らみ、治療薬の高価格化につながっているためである。
本研究では、従来の光学分割法によらない触媒コントロール法によるエイズ治療薬中間体の触媒的不斉合成法を開発する。さらに、マイクロリアクターによるフロー合成法と融合することで、製造コストを大幅に低減できる革新合成法を開発する。