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平成27~28年度実施事業概要

航空エンジン用超耐熱合金の超高能率加工を実現するセラミックロータリ切削技術の開発

統括研究代表者 名古屋大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻 教授 社本 英二
研究参加者
  • 名古屋大学
  • 三菱重工業(株)
研究開発の要約 航空機産業は、今後の成長率の高さと部品点数の多さから裾野の広い成長産業分野として期待が大きい。特に航空エンジンには超耐熱合金という難削材が広く用いられており、加工能率の低さと激しい工具摩耗が大きな課題となっている。近年台頭している新興国企業との競争に打ち勝つためにも、この課題を克服する技術革新が必須である。
本研究では、セラミック工具の高耐熱性と、ロータリ切削の刃先冷却・摩耗分散効果を組み合わせることにより、人類未踏の超高能率と長い工具寿命を両立するセラミックロータリ切削技術を開発する。開発技術を関連中小企業へ波及させることで、広く航空機産業の発展と国際競争力強化に貢献できるとともに、超高能率切削工具として、自動車産業等の他のものづくり産業の基盤力強化にも寄与することが期待できる。

高親水性表層を有する多層型薬物用吸着剤の開発と呼気中薬物モニタリングへの応用

統括研究代表者 中部大学 応用生物学部 食品栄養科学科 教授 山本 敦
研究参加者
  • 中部大学
  • 名古屋大学
  • 東海光学(株)
研究開発の要約 一般に治療用薬物は用法・用量が定められているが,有効血中濃度範囲が狭く毒性発現濃度が近接している薬物等については,医療現場において適正投与のために治療薬物モニタリング (TDM) を行う必要がある。しかし、これまでのTDMは採血を必須とし、患者のみならず医療者に対しても多大な身体的・精神的ストレスを強いている。
本研究は、呼気による非侵襲によるTDMの実現を目指し、その核心要素である呼気エアロゾル中の薬物捕捉に至適な新規高親水性吸着剤の開発を行うことで、薬物モニタリングへの応用を研究する。これにより新しい非侵襲的TDMが実用化できれば、ベッドサイドでのモニタリングも可能になり、また、体力的弱者である高齢者などの医療にも大きく貢献することが期待できる。