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成果活用促進事業 採択結果
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「平成20年度愛知ナノテクものづくりクラスター成果活用促進事業」の採択結果について
- (財) 科学技術交流財団は、意欲ある県内中堅・中小企業等による知的クラスター創成事業の成果活用を促進・支援するため、「平成20年度愛知ナノテクものづくりクラスター成果活用促進事業」を委託により実施することとしています。
- この事業について、今年度は8月26日から9月19日まで公募を実施したところ、応用研究開発事業13件、試作・実証開発事業9件の応募がありました。これらの提案について、有識者を含む審査委員会で技術的優位性、事業性などの観点から厳正に審査した結果、次の提案を採択しました。
- 今後、各事業において実用化を念頭においた技術開発を推進し、地域産業の発展に貢献する製品等の開発に繋げていきます。
平成20年度の採択事業の概要
応用研究開発事業(7件)
- 事業名
- 防汚機能を有するミラー調携帯電話サブパネル用樹脂ハーフミラー基板の開発
- 代表/参画機関
- 岩崎真空技術(株)/名古屋大学
- 概要
- 成熟化を迎えた携帯電話市場では、電話機の外観デザインや快適な使用感等による商品差別化の重要性が以前にも増して高まっている。本研究開発では、この様な環境下での市場ニーズ変化に積極的に対応することを目的として、従来品に比べてより高い反射率を持ち、表面に防汚機能を付与したミラー調サブパネル用基板の開発を行う。
- 事業名
- 次世代型プリントエレクトロニクスへ向けたカーボンナノチューブ分散液の開発
- 代表/参画機関
- (株)名城ナノカーボン/名城大学、愛知県産業技術研究所
- 概要
- 現在、半導体エレクトロニクス産業はシリコンをベースとしているが、微細化やフレキシブル化への対応が難しい。更なる微細化とフレキシブル化にはカーボンナノチューブ(CNT)を利用した、「プリントエレクトロニクス」が最有力である。本研究開発では、次世代型プリントエレクトロニクス向けの高機能化されたCNT分散液の開発を目指す。
- 事業名
- ラジカルモニター自動制御大気圧プラズマ発生装置を用いた粉体表面処理装置と技術の研究開発
- 代表/参画機関
- アルファ(株)/名古屋大学
- 概要
- 大気圧プラズマを用いて粉体粒子表面の洗浄、親水性処理、撥水性処理ができる新規装置の開発と優れた親水性やはっ水性などの表面性能を有する粉体材料の創成を目指す。
- 事業名
- 量産プラズマナノプロセス対応フッ素ラジカルモニターの実用化研究
- 代表/参画機関
- NUシステム(株)/名古屋大学、プラズマ技術産業応用センター
- 概要
- 大規模半導体集積回路製造や自動車産業、航空機産業等の“ものづくり”の現場で切望され、且つ開発が急務なプロセスプラズマ中のフッ素ラジカル計測を簡便且つ高精度に実現する量産プラズマナノプロセス対応フッ素ラジカルモニターを実用化する。
- 事業名
- 金属表面の自己組織化単分子膜処理及び材料界面制御
- 代表/参画機関
- ユケン工業(株)/名古屋大学
- 概要
- 金属表面の反応性や撥水・撥油性の制御を可能とする自己組織化単分子膜(SAM)を量産向け金型に用いて現場・現物評価を行い、最適な皮膜種類、被覆条件を確立し、金属製金型の機能性・耐久性の向上およびその金型によって製造される部品類の品質向上を狙う。
- 事業名
- 電子ビーム励起プラズマ電子源ホローカソード化
- 代表/参画機関
- (株)片桐エンジニアリング/名古屋大学
- 概要
- 電子ビーム励起プラズマ(EBEP)に用いる電子源を、ホローカソード構造に変更することで、従来の問題であったL不純物の発生や、低メンテナンス性・耐久性を改善する。そして、EBEPを用いたナノハイパーコーティング装置において、高品質機能性部材の高速形成技術を実現するとともに、幅広い分野での実用化を目指す。
- 事業名
- ガラスレンズ金型保護膜形成用真空アーク蒸発源の実用化開発
- 代表/参画機関
- 伊藤光学工業(株)/シム・オプチカル(株)、豊橋技術科学大学
- 概要
- ガラスレンズの成形に当たっては、金型の保護膜形成が極めて重要な鍵となるが、同保護膜として水素を含まない高密度アモルファスカーボン膜(スーパーDLC膜)が最適であることを確認できている。本研究開発では事業化に不可欠な高品質のスーパーDLC膜を形成できる蒸着源装置として真空アーク蒸発源を開発する。
試作・実証開発事業(試作・実証開発1件、試作・実証開発支援3件)
- 事業名
- Roll to Roll型大気圧プラズマ装置の開発
- 代表/参画機関
- (株)エヌ工房/名古屋大学
- 概要
- 本研究では、大面積かつ均一に連続処理が可能な誘電体バリア放電を用いたRoll to Roll型大気圧プラズマ装置の試作機を開発する。繊維、紙、ポリマー、不織布、フィルムなど各種工業資材への応用展開が期待できる
- 事業名
- 超はっ水性ナノ分子織物の開発
- 代表/参画機関
- 愛知県産業技術研究所/(株)サカイナゴヤ
- 概要
- 安全で環境に優しく織物の風合いも損なわない全く新しい超はっ水性自己組織化単分子膜(SAM)を織物表面に固定することにより、はっ水性を有する織物の試作実証開発を実施する。これらの試作実証開発の成果を地域産業に普及させ、超はっ水性織物の事業化を支援する。
- 事業名
- 液中プラズマ法によるナノ粒子の製造
- 代表/参画機関
- 愛知県産業技術研究所/山口精研工業(株)、名古屋大学
- 概要
- 液中プラズマ法を用いて、粒径や形状を制御したアルミナやシリカなどのナノ粒子の製造技術の開発を支援する。
- 事業名
- 水に浸っても劣化しない「はっ水性」に優れた紙製滑り止めシートの開発
- 代表/参画機関
- 愛知県産業技術研究所/(株)セイホウ
- 概要
- 紙材料の軽量さ、低コストなどの利点を生かしながら、超はっ水性自己組織化単分子膜(SAM)加工技術を利用し、防水性の高い滑り止め紙製シートの開発を支援する。
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