愛知・名古屋地域が本採択地域に昇格!

■ 愛知・名古屋地域が本採択地域に昇格!
 現在、試行事業として実施し、本採択に向け提案中の知的クラスター創成事業「ナノテクを利用した環境にやさしいものづくり」構想が、平成15年2月21日付けで本採択への昇格が決定いたしました。
 これにより年度毎の事業規模が、試行地域の1億円から5億円になり、充実した事業の展開が可能となります。
 知的クラスターの構築には地域の産学行政の連携が益々重要になってきます。
 本地域の発展のため、今後より一層の事業展開をしていきますので、関係者の皆様のご協力とご理解をお願いいたします。

■ 「ナノテクを利用した環境にやさしいものづくり」構想
 愛知・名古屋地域の提案する「ナノテクを利用した環境にやさしいものづくり」構想は、ナノテクノロジーによる新機能の付与・精度の向上といった「ものづくり」の「高付加価値化」と、省エネルギー・省資源による「環境負荷の低減」を同時に達成のできる環境にやさしい革新的生産システムである「自律型ナノ製造装置」の開発を目指します。

■ 環境にやさしい「自律型ナノ製造装置」の開
 名古屋大学が独自に開発した反応空間内の原子・分子濃度を測定するプラズマ診断技術をもとに計測用スマートセンサー、ナノパターニングについての研究開発を行い、常に最適条件でナノオーダーの超微細加工が自律的に行える「自律型ナノ製造装置」の開発を目指します。
 本装置の開発により、名古屋工業大学で開発した新機能を持った環境調和型高機能ナノ材料・超高感度センサー及び高機能触媒等の製造が工業的に行えるようになります。

■「自律型ナノ製造装置」とは
 「自律型ナノ製造装置」は、反応空間内の原子・分子濃度を精密に測定するプラズマ診断技術をベースとして、計測技術をより高性能化することにより、製造条件を自律的(リアルタイムでの自己診断・自己修復・自己制御)に制御して常に最適条件でのナノ加工を行うものです。
 本装置は、高機能ナノセンサーやナノ触媒等の高付加価値ナノ製品の量産を可能とする省資源、省エネルギー、低環境負荷型製造装置です。

■ ものづくりナノ製造業の集積地の創出
 この世界の製造業に影響を与える実用的な「自律型ナノ製造装置」が、エレクトロニクス産業、機械加工産業、自動車産業、医療・バイオ産業、化学工業の幅広い産業分野に波及していきます。
 これにより「ものづくりナノ製造業の集積地」が本地域から創出され、環境調和型製造業の世界拠点が形成されます。
 このように、ものづくりに特化した本地域産業の活性化を図ることにより、わが国製造業全体の国際競争力向上に貢献したいと考えています。

研究開発プロジェクトの概要

■「第一回ナノテクものづくり研究会」を実施しました。
 研究開発型企業を対象に、知的クラスター創成事業の研究プロジェクトで実施している研究内容の紹介である「第一回ナノテクものづくり研究会(3月3日にナノ材料技術、3月5日にナノ加工技術)」をそれぞれ産業貿易館本館にて実施いたしました。
 当日は名古屋大学、名古屋工業大学の持つ、世界トップレベルのナノ技術について、共同研究の担当教授から、詳細な解説をいただきました。
 また、クラスター本部からは事業について、最新状況の説明が行われました。
 産業界を中心に、ナノ材料・ナノ加工技術とも、それぞれの分野に関心を持った100名を越す来場者で会場は満席となり、知的クラスター研究テーマへの関心度が伺えました。質疑応答、交流会では、産業界との連携、情報交換などの議論が活発に行われ、次回以降の研究会が期待されます。
 今後も本研究会を充実させ、地域の産業界に情報発信を行うとともに、産学官の連携を密にしながら、企業が本事業に参画しやすい場づくりを目指していきます。
(写真:3月3日 ナノ材料研究会開催時の会場風景)


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