あいち健康長寿産業クラスター推進協議会



会長挨拶



会長の写真


健康長寿産業クラスターの拠点と健康長寿社会のモデル地域を目指して


平成17年10月に設立総会を開催した「あいち健康長寿産業クラスター推進協議会」の専用ポータルサイトの開設に当たり、協議会の会長として一言、ご挨拶申し上げます。

21世紀に入ってもアジアを中心に地球規模での人口膨張が進む一方で、これまでヨーロッパを中心に進行してきた少子高齢化の流れは、今や日本をトップランナーとしてアジアにおいても大きな時代潮流となってきています。そうした中、私が現在、総長を務める国立長寿医療センターは、我が国が豊かさと活力を備えた「長寿大国」たりうる地位を確立する上で、医療の分野におけるナショナル・センターとしての役割を果たすことが期待されています。

その一方で、私どものセンターが立地している愛知県は、いよいよ世界のトップメーカーのポジションが指呼のものとなっているトヨタ自動車を頂点に、日本、さらには世界のモノづくりの一大拠点としての産業集積を擁しています。また、近年、医工連携の取組みやナノテクノロジーをはじめとする基盤技術プロジェクトを重点的に進める名古屋大学や名古屋工業大学のほか、福祉分野を中心に人材育成の面で拠点的な役割を果たしている日本福祉大学など、福祉・医療・健康分野の学術・研究・研修機能等が集積しています。

こうした特徴と優位性を活かし、21世紀のキーワードの1つとなる「健康長寿」をターゲットとする産業クラスターの形成に向けて、産学行政の幅広く、かつ、多様な連携による推進協議会が、国のバックアップの下に設立された次第です。 図らずも私が、その会長という大役を仰せつかり身の引き締まる思いですが、愛知県をはじめとする関係機関のお力添えと会員各位のご協力を得ながら、協議会活動の効果的な推進に注力してまいる所存です。 そして、県民の皆様と共に、前例のない、しかし極めて大きな意義を持つ健康長寿産業クラスターの形成という困難な課題にチャレンジし、その成果を街づくり、地域づくりへと結びつけていくことを強く願っています。

このような目標の実現に一歩でも近づくために、このポータルサイトが協議会活動の基盤となるソフトインフラとして会員各位にご活用いただくだけでなく、健康長寿に関心を持つ各方面の皆様のご理解とご協力を得る情報発信・交流の場となることを期待します。

平成18年1月

あいち健康長寿産業クラスター推進協議会会長
大島 伸一

(国立長寿医療センター総長)