共同研究促進事業(過去の共同研究事業)

平成10年度 研究テーマ

「遺伝子導入法を用いた高性能人工皮膚の開発 およびその臨床的有用性の拡大」

1.研究リーダー

名古屋大学 医学部口腔外科学講座 教授 上田 実 氏

2.共同研究課題

培養細胞を組み込んだ人工臓器は従来に比べて格段に優れた性能をもつことから、21世紀の臓器移植医療の主役として期待されている。しかし、細胞組み込み型人工臓器のうち、現在、臨床応用に至っているものは人工皮膚のみである。

申請者らは口腔粘膜細胞の高い増殖能に着目し、人工皮膚の作製期間の短縮を目的に、同細胞を用いた培養皮膚の開発を行ってきた。本研究では培養皮膚の生着率および治療効果を高めるため、遺伝子導入法を用い、より高性能な培養皮膚を開発することを目的とする。すなわち、移植する培養皮膚に抗菌作用および周囲組織の増殖作用をもたせ、移植部における皮膚組織の再生を期待する。

本研究が完成した場合、全身熱傷などの広範囲皮膚欠損に対してより高い治療効果が期待できるばかりか、他の人工臓器開発への波及効果も大きい。なお、医療の一端を担うと考える。また、本研究期間中、これらの手技により完成した培養皮膚の安全性および安定供給に関する応用的研究も行う予定である。

3.共同研究期間

平成10年度から平成12年度まで

4.共同研究機関

名古屋大学医学部、(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

このページの先頭へ


  (過去の共同研究事業)

 事業概要

 研究テーマ

 研究成果