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地域先導事業

平成12年度より文部科学省(旧科学技術庁)からの受託事業として実施しております地域先導研究事業の概要をご紹介します。

【研究テーマ】
カビの酵素高生産能を活用した環境調和型工業プロセス技術の基盤研究

【地域中核オーガナイザー】
名古屋大学大学院 生命農学研究科 教授 塚越 規弘氏

【研究目的】
カビは酵母などの微生物と異なり、多様な酵素を大量に生産する能力(酵母の千倍以上)を備えているが、高等な微生物であるカビの遺伝子組換えは難しく、同じ微生物でも酵母などに比べて研究開発は進んでいない。本研究では、カビの生産する環境浄化関連酵素を利用した環境調和型工業プロセス技術について研究開発し、地域産業へ導入する。

【研究内容】
カビの酵素生産に関与する発現制御因子の機能と環境応答機構を活用して、タンパク質生産能に優れ安全性の高いタカアミラーゼA高生産こうじ菌において有用タンパク質の効率的生産システムを開発する。開発された有用タンパク質生産システムを利用して環境負荷軽減酵素及び環境浄化酵素を効率的に生産する。
さらに、環境負荷軽減に向けて酵素を利用した新たな環境調和型工業プロセス技術を確立することを目的として、合成繊維のバイオポリッシング技術、VOC分解酵素及び内分泌攪乱物質分解酵素の活用技術、セルラーゼ高生産こうじ菌を用いた醤油粕の低減化技術に関する応用研究を行う。

【参加研究機関】
名古屋大学大学院生命農学研究科、愛知県産業技術研究所、天野エンザイム(株)、(株)ビオック、独立行政法人産業技術総合研究所中部センター

【地域中核オーガナイザー紹介】

塚越規弘
塚越 規弘(つかごし のりひろ)
1969年 東京大学大学院農学系研究科博士課程修了
1969年 シカゴ大学生化学科Research associate
1971年 UCLA微生物学科Research associate
1972年 バーゼル大学Biozentrum研究所 Research associate
1978年 名古屋大学農学部助教授
1988年 名古屋大学農学部教
1999年 名古屋大学大学院生命農学研究科教授・名古屋大学留学生センター長

【研究体制】
参加研究機関
1.カビの環境に応答した酵素生産に関する基礎研究、カビ酵素の生産制御に関する基礎研究


名大院生命農学
【こうじ菌タカアミラーゼA遺伝子の誘導発現因子の解析】
【カビのキシラナーゼ遺伝子の発現制御機構の解析】
【カビのセルラーゼ生産に関わるシグナル伝達機構の解析】

実験データの提供

環境浄化関連酵素の大量生産方法の確立
愛知産技研
天野エンザイム(株)
【タカアミラーゼA高生産こうじ菌の検索と宿主・ベクター系の開発】
【発現制御因子を標的とした分子育種による酵素生産技術の開発】

宿主ベクター系の提供、最適化のための実験データの交換


2.環境負荷軽減酵素及び環境浄化酵素のこうじ菌による大量生産と利用技術の確立
(環境調和型工業プロセス技術への応用)

愛知産技研、愛知産技研、(株)ビオック、産技総研中部
成繊維用バイオポリッシング酵素の開発、分解酵素の活用技術の開発、セルラーゼ高生産こうじ菌を用いた醤油粕の低減化、内分泌撹乱物質分解酵素の活用技術の開発
カビの酵素高生産能を利用した環境調和型工業プロセス技術による地域産業の活性化
環境調和型工業プロセス

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