健康長寿食品研究会

現在の日本の食生活は世界でもトップクラスの贅沢なものになりました。しかし、好きなものを好きなだけ何時でも食べられるという食生活は、皮肉にもアレルギー性疾患、生活習慣病や癌などの増加をまねき大きな社会問題となっています。また2006年には、日本の人口の20%が65歳以上になると予測されています。老齢化は今後ますます加速し、老人医療費の増加によって日本の健康保険制度が破綻する恐れも指摘されています。「健康長寿」であることは万人の望みであり、同時に日本の将来にとっても極めて重要です。加齢のスピードは全てのヒトで同じですが、老化するスピードには個人差がある事が知られています。個人差は生まれ持った体質以外にも生活環境・習慣が大きく影響します。近年の研究により、老化や病気に対して食生活が極めて大きな要素であることが分かってきました。食品には一次機能として栄養、二次機能として美味しさ、三次機能として保健効果(生体調節機能)があります。現在、食品の三次機能が活発に研究され、大きな成果を挙げつつあります。病気を予防し老化を遅らせる食品は決して特殊なものでなく、日本人にとってはむしろ身近な食品が多く、伝統食品に優れた知恵が隠されていることが明らかになってきました。

本研究会では、健康長寿について第一線で活躍する研究者の方々を講師として招き、健康長寿食品の現状、効果、将来について理解し、実践に寄与することを目的としました。

第3回開催概要結果

日時 平成18年1月19日(木) 13:15~16:45
場所 愛知県産業技術研究所食品工業技術センター 大研修室
名古屋市西区新福寺町2-1-1 電話:(052)521-9316
内容
  • 講演1(13:30-15:00)
    「長寿と栄養」
    国立長寿医療センター研究所 疫学研究部 部長 下方 浩史 氏
  • 講演2(15:15-16:45)
    「いわゆるミネラル飲料の健康への効用-ポカリスエット」
    大塚製薬(株) 能力開発研究所 シニアインストラクター 西野 友善 氏

第2回開催概要結果

日時 平成17年10月13日(木) 13:15~16:45
場所 愛知県産業技術研究所食品工業技術センター 大研修室
名古屋市西区新福寺町2-1-1 電話:(052)521-9316
内容
  • 講演1(13:30-15:00)
    「霊芝:機能性素材としての新たな展開」
    日本メナード化粧品株式会社 総合研究所 副主幹研究員 小杉 信彦 氏
  • 講演2(15:15-16:45)
    「骨の代謝に作用する生薬、食品中の機能性成分」
    中部大学 応用生物学部 教授 永井 和夫 氏

第1回開催概要

日時 平成17年7月20日(水) 13:15~16:45
場所 愛知県産業技術研究所食品工業技術センター 大研修室
名古屋市西区新福寺町2-1-1 電話:(052)521-9316
内容
  • 講演1(13:30-15:00)
    「発酵乳のプロバイオティクス・バイオジェニクス効果」
    カルピス株式会社 基礎研究フロンティアラボラトリー長 高野 俊明 氏
  • 講演2(15:15-16:45)
    「健康長寿に役立つ機能性食品の開発」
    太陽化学株式会社研究推進部 部長 朱 政治 氏