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平成20年度 カーボンナノチューブ応用研究会

カーボンナノチューブについて第一線で活躍する研究者の方々を講師として招き、カーボンナノチューブの現状、応用、 将来について理解し、実践に寄与することを目的とし、計4回の研究会を開催しました。多くの方々にご参加いただき有り難うございました。

第4回開催概要結果

日時 平成21年2月25日(水) 14:00~17:00
場所 名城大学名駅サテライト「MSAT」(→所在地等)
名古屋市中村区名駅3-26-8 名古屋駅前SIAビル13階
内容
  • 講演1(14:00-15:30)
    「カーボンナノチューブカラーインク~金属型・半導体型単層カーボンナノチューブの分離~」
    講師 独立行政法人産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門自己組織エレクトロニクスグループ 研究員 柳 和宏 氏
    単層カーボンナノチューブ(SWCNT)はグラフェンシートをまるめた直径1nm程のチューブ状の物質です。そのグラフェンシートの巻き方によって、SWCNTの電子構造は大きく変化し、そして様々な物性を示します。通常のSWCNT合成時には、その様々な性質をもつSWCNTが混ざり合っており、その分散液は黒色を示します。しかしながら、金属型・半導体型のSWCNTを高純度で分離精製すると、その直径・電子構造に由来して、シアン・マゼンタ・イエロー色を示すSWCNT溶液を得ることが可能です。ここでは、SWCNTが色を示す物理的背景と、分離精製の現状について発表されました。
  • 講演2(15:30-17:00)
    「nanotech2009を振り返って」
    講師 株式会社名城ナノカーボン 代表取締役 橋本 剛 氏
    2月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催された国内最大のナノテク展示会「nanotech2009」での反応、また新動向などが詳しく説明された。
  • 交流会(17:00-18:00)
    これを機会に参加者と懇親を深め、意見交換等がされました。

第3回開催概要結果

日時 平成20年12月17日(水) 14:00~17:00
場所 名城大学 タワー75 15階 レセプションホール(→所在地等)
名古屋市天白区塩釜口1-501 TEL(052)832-1151(代表)
内容
  • 講演1(14:00-15:30)
    「繊維染色業発カーボンナノチューブの応用」
    講師 茶久染色株式会社 開発部 部長 蜂矢 雅明 氏
    会社の御紹介と、カーボンナノチューブとの出会いから繊維染色業ならではの応用方法による導電繊維「CNTEC」(シーエヌテック)が出来るまでの流れが紹介されました。
    また、現状のCNTECを使用した具体的なサンプルの御紹介、期待される今後の応用技術と可能性についてのお話もありました。
  • 講演2(15:30-17:00)
    「CNTの産業応用のための基本プロセス:mono-dispersion,web-construction&fixation」
    講師 北海道大学 大学院地球環境科学研究院 教授 古月 文志 氏
    カーボンナノチューブ(CNT)は一次元構造体の分子である。CNTを分子として、即ち、CNTを1本1本の単位で発現させることで、特殊の性能を持つ新材料を創出することができる。孤立分散、ネットワークの構築およびその固定化といったCNTの産業応用のための基本プロセスについてご紹介されました。
  • 交流会(17:00-18:00)

第2回開催概要結果

日時 平成20年10月15日(水) 14:00~17:00
場所 名城大学 タワー75 15階 レセプションホール
名古屋市天白区塩釜口1-501 TEL(052)832-1151(代表)
内容
  • 講演1(14:00-15:30)
    「ナノカーボンをベースとする電池電極材料の開発」
    講師 名古屋工業大学大学院工学研究科つくり領域
    准教授 川崎 晋司 氏
    カーボンナノチューブやフラーレンに代表されるナノカーボンは、新しい電池電極材料として期待されています。研究室ではナノカーボンそのものだけでなく、さまざまな機能性物質と複合化されたものや表面化学修飾した試料について、リチウムイオン二次電池電極性能や電気二重層キャパシタ性能などを評価しています。本講演では、これまでの研究内容の紹介と今後の展望についてもお話しされました。
  • 講演2(15:30-17:00)
    「カーボンナノチューブの多面的評価の紹介」
    講師 株式会社島津製作所 分析計測事業部
    マーケティング部 市場開拓グループ マネージャー 鈴木 康志 氏”弊社ではこれまで、カーボンナノチューブ(CNT)に関する多面的評価法として、分光測定、観察、表面分析、各種の物性試験などのアプリケーションを提供してきております。
    また、現在のISOのナノテクノロジーの委員会(ISO/TC229)において提案中のガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)と熱分解装置を組み合わせた発生ガス-GCMS(EGA-GCMS)によるSWCNTの揮発性不純物の測定や、新たに開発した数nmの粒子径測定法もあわせてご紹介いたします。”
  • 交流会(17:00-18:00)

第1回開催概要結果

日時 平成20年6月11日(水) 14:00~17:00
場所 名城大学 タワー75 15階 レセプションホール
名古屋市天白区塩釜口1-501 TEL(052)832-1151(代表)
内容
  • 講演1(14:00-15:30)
    「自動車と高分子ナノ材料」
    講師 倉内技術経営ラボ 代表 倉内 紀雄 氏
    (元 株式会社豊田中央研究所 取締役副所長)
    ナイロン-クレイハイブリットが最初のナノ材料として世に出て以来、メソポラースシリカ、カーボンナノチューブなどいろいろなナノ材料の開発が進められている。低炭素社会におけるこれらナノ材料の役割について議論。
  • 講演2(15:30-17:00)
    「ナノピーポッド研究の現状とこれから」
    講師 独立行政法人産業技術研究所
    ナノカーボン研究センター 主任研究員 岡崎 俊也 氏
    フラーレンを内包したカーボンナノチューブ(CNT)、ナノピーポッドはナノメートルスケールでCNTの電子物性を制御できることなどから、次世代の電子材料として注目されてきました。本講演では、これまで難しかったナノピーポッドのバルク量合成法と、最近明らかになってきたその特異的な電子物性について紹介。
  • 交流会(17:00-18:00)