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炭素繊維応用技術研究会

炭素繊維について第一線で活躍する研究者の方々を講師としてお招きして、炭素繊維を始めとして、その加工技術に関する諸課題について理解し、炭素繊維の応用を進めることを目的とし、都合3回開催いたしました。

第3回開催結果概要

日時 平成20年11月19日(水) 13:30~16:45
場所 愛知県産業貿易館 本館 5階 特別会議室
名古屋市中区丸の内三丁目1番6号 TEL(052)231-6351(代表)
内容
  • 講演1(13:30-15:00)
    「CFRP製品のLCAから導かれる今後の技術課題と研究事例」
    講師 東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻
    教授 高橋 淳 氏
    エネルギー需要構造分析から理解されるCFRPの今後のターゲット、ならびに、CFRP製品のLCAから導かれる低環境負荷&低コスト&安全安心な社会に向けた今後の技術課題と研究事例(電気自動車・バスの軽量化、リサイクル、熱可塑性CFRP、衝突安全ボンネット、植物由来複合材料vsCFRP、等)について説明。
  • 講演2(15:15-16:45)
    「ウォータージェット加工技術と5軸加工」
    講師 株式会社スギノマシン 高圧装置事業部WJ製造部
    部長 尾嶋 弘行 氏
    最初に、ウォータージェット加工技術の全般について、切断の基本を交えながら簡単に説明。次に、最新の5軸加工装置について紹介します。当社が提案する5軸加工装置には、大きく分けて2種類の制御システムがあり、それぞれの特徴について動画等を交えながら説明。

第2回開催結果概要

日時 平成20年9月30日(火) 13:30~16:45
場所 愛知県産業貿易館 本館 5階 特別会議室
名古屋市中区丸の内三丁目1番6号 TEL(052)231-6351(代表)
内容
  • 講演1(13:30-15:00)
    「自動車用CFRPの現状と課題(将来)」
    講師 東レ株式会社 複合材料研究所
    所長 北野 彰彦 氏
    炭素繊維の歴史、および炭素繊維複合材料(CFRP)の航空機構造材への適用の歴史を辿りながら、自動車分野へのCFRPの適用可能性、課題について概説。
  • 講演2(15:15-16:45)
    「炭素繊維の開繊技術と新しいコンポジット材料への応用」
    講師 福井県工業技術センター 創造研究部 先端マテリアル研究グループ
    主任研究員 川邊 和正 氏
    福井県工業技術センターが開発した炭素繊維束を連続して幅広く、薄く加工する開繊方法、そして、新しいコンポジット材料への応用が期待できる炭素繊維による薄層シート材および熱可塑性樹脂と複合化させたシート材について紹介します。さらに、シート厚さを薄層化させたことにより、複合材料積層材の信頼性が向上する優れた機械的特性について紹介。

第1回開催結果概要

日時 平成20年8月5日(火) 13:30~16:45
場所 愛知県産業技術研究所 講堂
刈谷市恩田町一丁目157番地1 TEL(0566)24-1841(代表)
内容
  • 講演1(13:30-15:00)
    「ピッチ系炭素繊維の現状と課題」
    講師 株式会社クレハ 炭素・電池材事業部
    部長 渋谷 幸広 氏
    ピッチ系炭素繊維に共通する特徴としては、一般的に知られる「軽くて、強い」という特徴以外に耐熱性、熱寸法安定性、導電性、耐薬品性、耐腐食性、耐摩耗性、自己潤滑性に優れ、生体適合性、生物親和性がある等が挙げられ、多様な分野で利用されています。本講演では、ピッチ系炭素繊維の特徴的な物性の発現理由を解説し、その特徴を活かした用途展開の具体例を紹介。
  • 講演2(15:15-16:45)
    「炭素繊維複合材料に関する研究開発の現状と課題」
    講師 金沢工業大学 副学長
    ものづくり研究所 所長 金原 勲 氏
    先端複合材料の始まりと展開
    • PAN系炭素繊維の種類と性質
    • CFRPの特性と用途 ・用途開発における課題
    • 金沢工業大学における「ものづくり研究所」の活動と複合材料
    • 北陸ものづくり創生協議会「ほくりく先端複合材研究会」の活動紹介