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平成17年度 先端技術講演会

一覧 (詳しくは、各講演会名をクリックして下さい)
No 開催日 講演会名 会場
6 H18.3.3. 植物原料プラスチックの利用技術 愛知県技術開発交流センター
5 H17.11.29. 光触媒の応用について 名古屋銀行協会
4 H17.11.21. 切削加工の最新技術講演会 愛知県技術開発交流センター
3 H17.11.17. 摩擦熱を利用した最新接合技術 同上
2 H17.11.8. 機能性粉体の創生と利用化 名古屋銀行協会
1 H17.10.31. 食品微生物講演会 愛知県産業技術研究所食品工業技術センター

植物原料プラスチックの利用技術

石油資源枯渇や、温暖化防止のための炭酸ガス削減策として、植物からプラスチックを製造することが進められています。このような「植物原料プラスチック」は、石油系プラスチックに比較して性能面で劣るという問題点があり、種々の工夫が行われています。
そこで、石油系プラスチックでの改善事例を含めて、植物原料プラスチックを取り巻く状況、物性改善の基本的な方策、具体的な改善事例等を紹介して頂きました。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所
共催 愛知工研協会・(社)中部日本プラスチック製品工業協会・愛知県プラスチック成形工業組合
日時 平成18年3月3日(金)13:30~16:50
会場 愛知県技術開発交流センター(刈谷市一ツ木町西新割)
講演
  • 講演1(13:30-15:00)
    自動車用プラスチック材料の開発動向」
    講師 (株)豊田中央研究所有機材料室 室長 臼杵 有光 氏
  • 講演2(15:00-16:50)
    「ポリ乳酸の電気・電子部品への適用」
    講師(株)富士通研究所実装技術研究部 主任研究員 木村 浩一 氏

光触媒の応用について

酸化チタン光触媒は21世紀を担う新しい材料として環境浄化や防汚、抗菌製品に使用されています。光触媒は紫外線を利用して、NOxや有機物を酸化・分解しますが、これらの物質を酸化チタン光触媒に効率よく接触させることが必要です。酸化チタンは粉体ですので、製品化にはセラミックス表面に焼付けたり、塗料にしたり、シリカゲルやアパタイトと複合化をはかるなど、様々な商品が開発されています。
そこで、環境浄化技術と光触媒のコーティング技術について話していただきました。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所瀬戸窯業技術センター
日時 平成17年11月29日(火)13:30~16:00
会場 名古屋銀行協会 (名古屋市中区丸の内2-4-2
講演
  • 講演1(13:30-15:00)
    光触媒による環境浄化」
    講師 独立行政法人産業技術総合研究所中部センター瀬戸サイト
    サステナブルマテリアル研究部門 境セラミックス研究グループ長 垰田 博史 氏
  • 講演2(15:00-16:00)
    「光触媒コーティング技術」
    講師 株式会社フォーティ科研 専務取締役 藤田 至成 氏

切削加工の最新技術講演会

切削加工は、その加工精度や加工能率の高さから、数ある機械加工の中で最も重要な加工法の一つであり、実に多様な材料の加工に適しています。
そこで、楕円振動切削によって金型用焼入れ鋼などの高硬度材料を超精密加工する技術、及び、6軸の工作機械として、近年、実用化されたパラレルメカニズム構造の工作機械についてご講演頂きました。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所
共催 愛知工研協会
日時 平成17年11月21日(月)13:30~16:30
会場 愛知県技術開発交流センター(刈谷市一ツ木町西新割)
講演
  • 講演1(13:30-15:00)
    「楕円振動切削による高硬度材の超精密・微細加工」
    講師 名古屋大学大学院 工学研究科 教授 社本 英二 氏
  • 講演2(15:00-16:30)
    「パラレルメカニズム工作機械による高速工程集約加工」
    講師 オークマ(株) 研究開発部 主管技師 中川 昌夫 氏

摩擦熱を利用した最新接合技術

ものづくりにおける製造工程で、接合は欠くことのできない加工技術です。輸送機器、電子機器などは軽量化、小型化の要請により、軽金属やプラスチックが多用され、それに応じて、新しい接合方法も開発されてきました。
一方、摩擦熱で加熱する摩擦撹拌接合(FSW)は金属を溶かさないため高品位に接合でき、これを応用した点接合(FSJ)は非常に注目されています。振動エネルギーを摩擦熱に変換する超音波接合も、金属を溶かすことなく接合できるので電子部品などで用いられ、樹脂やプラスチックの融着では広く普及しています。そこで、これらの接合方法を具体的な事例をあげて紹介して頂きました。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所
共催 愛知工研協会
日時 平成17年11月17日(木)13:30~16:30
会場 愛知県技術開発交流センター(刈谷市一ツ木町西新割)
講演
  • 講演1(13:30-15:00)
    「摩擦撹拌接合法(FSW)とその実用化」
    講師 川崎重工業株式会社 システム技術開発センター
    製造技術部 接合グループ グループ長 古賀 信次 氏
  • 講演2(15:00-16:30)
    「超音波による金属接合・プラスチック溶着の現状」
    講師 日本エマソン株式会社 ブランソン事業本部 シニアセールスエンジニアー 筏井 聡 氏

機能性粉体の創生と利用化

セラミックスに限らず製造分野においては出発材料の特性により最終製品の性能が決定されるといっても過言ではありません。企業の創生策や新製品開発を検討するうえで、新機能材料の導入は最優先課題と考えられます。
そこで、機能性を付与した材料の製造法と応用化事例として、粘土鉱物などの層状物質の層間を利用して得られる新機能物質と従来の製造方法とは全く異なるSiCの表面分解法により得られる高配向・高密度カーボンナノチューブについてご講演いただくもので、それぞれの分野でご活躍の両講師をお迎えして、最新の話題を紹介していただきました。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所常滑窯業技術センター
日時 平成17年11月8日(火) 13:30~16:30
会場 名古屋銀行協会 (名古屋市中区丸の内2-4-2)
講演
  • 講演1(13:30-15:00)
    「機能性層状ナノコンポジットの合成と利用化」
    講師 広島大学大学院工学研究科 物質化学システム専攻 教授 山中 昭司 氏
  • 講演2(15:00-16:30)
    「高配向・高密度カーボンナノチューブの作製」
    講師 財団法人ファインセラミックスセンター 研究第一部 主席研究員 楠 美智子 氏

食品微生物講演会

昨年度は食品産業界にとりまして、過去に経験したことのない事態に見舞われました。BSE(牛海綿状脳症)の国内での発生と後手に回った対策や、牛肉をはじめとする豚肉、鶏肉、貝類などの偽装表示等の問題が明らかになり、消費者の食品の安全性に対する不安と食品表示に対する疑念が増大しました。その影響は加工食品を含めた食品業界全体に及び、食品の安全対策、信頼性の回復が強く求められています。
そこで、クレームの多い食品の微生物による腐敗・変敗について、その性質及び汚染経路と制御技術と食品に関わるカビ毒についての講演会を開催しました。
安全性を確保するために必要な食品のミクロフロラと腐敗・変敗の関連性について、また、その確立の緊急性が高まっている食品にかかるカビ毒とその対策、すなわち食品の安全性をチェックし、事故が発生したときに原因を明らかにすることができ、かつ消費者の心の中に安心を形作ることができるシステムについて、把握することは重要です。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所食品工業技術センター
日時 平成17年10月31日(月) 13:20~16:45
会場 愛知県産業技術研究所食品工業技術センター (名古屋市西区新福寺町2-1)(→所在地等)
講演
  • 講演1(13:30-15:00)
    「食品のミクロフローラと腐敗・変敗」
    講師 神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部 教授 金子 精一 氏
  • 講演2(15:15-16:45)
    「食品に関わるカビ毒とその対策」
    講師 実践女子大学 生活科学部 教授 西島 基弘 氏