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平成22年度 先端技術講演会

一覧 (詳しくは、各講演会名をクリックして下さい)
No 開催日 講 演 会 名 会場
1 H22.11.24. 宇宙技術開発の現状 - H-IIAロケットと人工衛星の開発 - ウィンク愛知
2 H23.1.14. ロコモティブシンドローム予防食品の開発-寝たきり”など要介護状態の予防に- 食品工業技術センター
3 H23.1.18. ナノスケールでの新規材料開発と評価技術 イノベーションプラザ東海
4 H23.1.20. セラミックスの成形技術 常滑窯業技術センター
5 H23.1.21. 最新プレス金型設計・評価技術講演会 愛知県技術交流センター

1-宇宙技術開発の現状 - H-IIAロケットと人工衛星の開発

宇宙実験棟「きぼう」などの宇宙開発に関心が高まる昨今、愛知県においてはロケット開発で日本の中心となっており、その最新の技術、次世代技術、基盤技術等の動向を紹介するとともに、ロケットにより打ち上げられた人工衛星の技術、得られたデータなどを紹介

主催/共催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所瀬戸窯業センター/愛知工研協会
実施日 平成22年11月24日(水)
会場 ウインクあいち(名古屋市中村区名駅4丁目4-38 TEL:052-571-6131)
講演
  • 講演I 【13:35 ~ 14:50】
    「人工衛星と現代社会のかかわり」
    講師 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
    主任開発員 油井 由香利 氏
    人工衛星といえば、毎日の天気予報にでてくる「ひまわり」や衛星放送用の衛星を連想される方が多いのではないでしょうか。人工衛星にはいろいろな任務(ミッション)を持つものがあり、地球のまわりを何千もの衛星が回っています。それら人工衛星の紹介と、人工衛星が私たちの生活にどのようにかかわっているのかについて解説。
  • 講演II 【15:05 ~ 16:20】
    「H-IIAロケットの開発とその利用」
    講師 三菱重工業株式会社 名古屋航空宇宙システム製作所
    宇宙機器技術部 主席技師 秋山 勝彦 氏
    H-IIAロケット開発時のエピソードと民営化後の現状や今後の展望について、H-IIAロケットの仕組み、世界のロケットとの比較、日本のロケットの歴史、H-IIAロケットの製造から打ち上げまでの流れを交えつつ解説。

2-ロコモティブシンドローム予防食品の開発 - ”寝たきり”など要介護状態の予防に -

足腰は加齢や運動不足によって弱くなっていきます。これらの骨や関節、筋肉など「運動器」の衰えにより、要介護状態や寝たきりになる可能性の高い状態「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の予防や改善には、運動やリハビリによる運動器への負荷が有効とされていますが、食事面からの栄養摂取を工夫することにより、予防や症状改善を行う研究も進められています。そこで、栄養学的な見地からの予防法としての機能性食品の開発と、最近ヒトでも確認されたコラーゲンペプチドの関節症への改善効果について講演。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所食品工業技術センター
実施日 平成23年1月14日(金)
会場 愛知県産業技術研究所食品工業技術センター(名古屋市西区新福寺町2-2-1 TEL:052-521-9316)
講演
  • 講演I 【13:30 ~ 15:00】
    「ロコモティブシンドロームを予防する機能性食品の開発戦略」
    講師 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部
    臨床栄養学分野 助教 山本 浩範 氏
  • 講演II 【15:15 ~ 16:45】
    「ロコモ領域でのコラーゲンペプチドに関する臨床試験結果とその作用メカニズム解明の現状」
    講師 新田ゼラチン株式会社 ペプチド事業部
    マネージャー 杉原 富人 氏

3-ナノスケールでの新規材料開発と評価技術

近年、機能性材料の高性能化がますます進められるにつれ、材料を構成する物質のナノレベルでの制御が必須のものとなりつつあります。このような材料のナノスケール化に伴い、それを見える化するための高度な分析技術が必要とされ、産業界と大学との連携が進められています。そこで、ナノスケールでの材料開発技術として期待されている「ソリューションプラズマ」と、それを評価するための強力な分析手法となる「シンクロトロン放射光」に注目。

主催/共催/後援 財団法人科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所/愛知工研協会/(独法)JSTイノベーションプラザ東海
実施日 平成23年1月18日(火)
会場 JSTイノベーションプラザ東海 (名古屋市南区阿原町23-1 TEL:052-829-3160)
講演
  • 講演I 【13:30 ~ 14:40】
    「新領域プラズマ(水中・ソリューション)で何ができるのか?
    -パルス電源開発から応用研究・人材育成までの事例報告-」
    講師 株式会社栗田製作所 技術開発室 特別顧問 西村 芳実 氏
    2005年からソリューションプラズマ用高電圧パルス電源の新たな用途模索を始め、ロウソク炎状の連続的な水中プラズマを点灯させることに初めて成功。本講演では、電源高性能化・ナノ粒子連続生成法といった技術面に加え、中小企業の技術立社チャレンジ・新事業の樹立・人材(人財)育成など、ソリューションプラズマに賭ける夢を報告。
  • 講演II 【14:50 ~ 16:00】
    「機能性無機材料に対するナノスケール非破壊状態分析
    シンクロトロン放射光による最新の研究事例 - 」
    講師 徳島大学大学院 ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 准教授 沼子 千弥 氏
    「シンクロトロン放射光」を用いた分析手法は、現在ではナノレベルで設計された材料の 機能・物性評価に欠かせないツールとなっている。ここでは、製品中に含まれる微量元素を対象としたナノ分析評価を挙げ、実際に企業との共同研究で得られた成果事例を紹介。

4-セラミックスの成形技術

セラミック製品は成形、乾燥、焼成を経て製造されますが、成形は入り口にあたるプロセスであり、その良否を左右する最も重要な技術といえます。ここでは、セラミックスの成形技術の中で、タイル、陶器瓦、煉瓦の成形法である押出し成形と衛生陶器の成形法である鋳込み成形を取り上げました。

主催 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所常滑窯業技術センター
実施日 平成23年1月20日(木)
会場 愛知県産業技術研究所 常滑窯業技術センター (常滑市大曽町4-50 TEL:0569-35-5151)
講演
  • 講演I 【13:30 ~ 14:50】
    「セラミックス成形技術の界面科学的解析と環境保全材料の作製への応用」
    講師 東京工業大学大学院理工学研究科 材料工学専攻 助教 磯部 敏宏 氏
    セラミックスの成形過程で使用するスラリーやペーストは、主にセラミック粉末-溶媒-有機成形助剤の3成分で構成されています。このうち、セラミック粉末と有機成形助剤の相互作用をAFM(原子間力顕微鏡)のコロイドプローブ法で界面科学的に評価し、有機成形助剤添加の意義を考察。これらの知見を元に、ナノ粒子のテープ成形に取り組み、さらに応用例として、ヒートアイランド対策用「ロータスセラミックス」を押出し成形法で作製。本セラミックスは、押出時の配向現象を利用し気孔が一方向に配向した多孔質セラミックス。その作製のコンセプトと都市冷却効果についても紹介。
  • 講演II 【15:00 ~ 16:20】
    「衛生陶器の製造技術について」
    講師 株式会社INAX 設備事業部 生産部 榎戸工場 技術課 課長 山下 塁 氏
    天然原料の調達を皮切りに、鋳込み成形~乾燥~施釉~焼成~検査と多くの製造プロセスを経て造り上げられる”衛生陶器”ですが、これら各製造プロセスにおいて、どのような材料技術・設備技術及び管理技術によって衛生陶器が生産されているかを紹介。また、衛生陶器の生産過程にて排出される廃棄物に対する環境負荷低減と経済性の両立についても併せて紹介。

5-最新プレス金型設計・評価技術講演会

国際競争力向上、環境対応への要求が日増しに高まっている昨今、機械金属工業分野においては、製造コストの低減、資源の有効利用が可能なプレス加工への期待が高まっています。そこで、プレス加工用金型製造工程の「トライ&エラー」回数を最小化する技術について応用事例を交えて紹介。

主催/共催/協賛 (財)科学技術交流財団・愛知県産業技術研究所/愛知工研協会/(社)愛知県金属プレス工業会
月日 平成23年1月21日(金)
会場 愛知県産業技術開発交流センター(刈谷市恩田町1丁目1570-1 (愛知県産業技術研究所内))
講演
  • 講演I 【13:30 ~ 14:55】
    「プレス用金型のスプリングバック見込み修正効率化について」
    講師 株式会社トヨタケーラム 第2事業部 東京営業所
    チーフエンジニア 工学博士 村上 幸己 氏
    最近のプレス業界は一層の短納期化やハイテンション網など新素材への適用など、 いまだ奥の課題がある。ここではCAE解析結果やトライ品測定データを活用し、 プレス型のバックリング見込み修正を適切・効率よく実施し、「トライ&エラー」回数を最小限化することで型製造コスト削減を実現するソリューションについて実機デモを交え紹介。
  • 講演II 【15:05 ~ 16:30】
    「プレス加工分野における検査・リバースツールの有効活用について」
    講師 ラピッドフォームジャパン株式会社 代表取締役 並木 隆生 氏
    株式会社トヨタケーラム 営業企画部 営業推進室 土本 祥代 氏
    プレス加工で製造される曲面形状部品等において、その形状誤差をプレス型にフィードバックするため、各種の形状測定ツールが開発されている。ここではハンディタイプレーザースキャナを活用した測定・検査・リバースツールの動向およびプレス分野でのユーザー事例を、実機デモを交えて紹介。