平成16年度「育成試験」

成果の概要

課題名:「内視鏡手術支援ロボットアームの開発」

委託先企業:アスカ株式会社

内視鏡手術支援ロボットアーム開発研究会の活動で得られた成果をもとに、開発・設計を行った。その設計図をもとに、可動部等を製作し、電気配線作業後、動作確認を行いながら、不具合個所の改修作業を行った。病院の先生の協力を得て、評価・動作確認を行い、実用化に向けた試作機となっているか、検証作業を行った。その指摘をもとに、改修作業を繰り返し、完成させた。

課題名:「低置換度セルロースエーテルを用いた糸加工の実用化と織編物の製品化」

委託先企業:一陽染工株式会社

糸にセルロースエーテルの一定量を連続的に安定して固着する方法を「塗布工程」及び「乾燥工程」で試験を進めながら、試作機を組み立てた。さらに、付加価値向上のため、アルカリ液内に顔料を入れ、着色試験を行った。派生する多くの課題を克服して、実用化の目処をつけた。

課題名:「還元糖測定装置の試作」

委託先企業:オザワ科学株式会社

酸化還元電極を使い、自動滴定が行える装置を組み立てた。さらに、光センサーによる自動沸点検出ユニットを開発して、付与して試作機を完成した。公定法(レイン・エイノン法)による還元糖の測定との互換性実験を繰り返した結果、従来の公定法と比較して高精度、自動化、安定性、安全性の確認で出来た。平成17年度より量産型の製品化に取り組む。

課題名:「高輝度カラー可変色蛍光管を使った色制御システムの試作」

委託先企業:ゴールドキング株式会社

3色のカラー蛍光管をそれぞれ独立に光量制御するシステムを試作し、反射光の色差が拡大できることを確認した。蛍光管の発光スペクトルの分布が色差の拡大に影響を与えることから、特定の色差を検出するのに最適な発光スペクトルを与えるため、ノートパソコンで制御できる試作機を開発した。

課題名:「耐衝撃性を向上させた生分解性プラスチックの試作」

委託先企業:ダイトーエムイー株式会社

生分解性プラスチックのポリ乳酸は割れやすい性質があり、また割れた形状はガラス状になり危険なため、割れにくい性質の原料に設計し、原料の特長を活かした金型設計を行った。実際に成形化工品としてペンケースを選定し、文字の刻印、デザインなども鮮明な試作品が得られた。

詳細(PDFファイル:12KB)
試作品写真(PDFファイル:29KB)

課題名:「産業廃棄物等を使用した浮遊性光触媒セラミックボール等の開発と性能評価」

委託先企業:山増電機製陶株式会社

浮遊性光触媒セラミックボールの製造方法(成形、乾燥、焼成)の確立を目指し、ほぼ目的通りの製品を完成した。また性能評価試験の結果、浮遊しながら機能する脱臭材・水質浄化材、吸着材、景観材など環境部材として充分応用可能な結果を得た。さらに、コスト面でも原料の選択・製造工程の検討を行い、製品価格を下げる事ができた。