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財団法人科学技術交流財団(理事長:松尾 稔(国立大学法人名古屋大学名誉教授))は、
「共同研究推進事業」として平成20年度に採択した2件の研究開発課題の終了にあたり、
「成果報告会」を開催します。
参加費は無料ですが、7月16日(金)までに参加申込が必要です(先着100名)。
1 成果報告会
(1) 開催日時 平成22年7月22日(木) 午後2時から午後5時まで
(2) 場 所 名古屋銀行協会 5階 大ホール
(名古屋市中区丸の内二丁目4−2 TEL 052−231-7851)
(3) 内 容 基調講演:「医療・福祉分野における生体工学の役割について」
九州大学大学院 工学研究院 機械工学部門 教授 村上 輝夫氏
成果報告1:「白髪自然発症モデル動物を用いた白髪予防・治療剤の開発」
中部大学 生命健康科学部 教授 加藤 昌志氏
成果報告2:「人と機械がベストマッチしたテーラーメイドな全方向移動ビークルの
安心・快適な最適デザインとインテリジェント制御」
株式会社ケーイーアール 代表取締役社長 柿原 清章氏
(4) 定 員 100名(先着順)
(5) 参 加 費 無料
(6) 申込方法 参加申込書に必要事項を記入の上、7月16日(金)までに、FAX又は電子
メールでお申し込みください。
FAX 052-485-7380、 電子メール:research@astf.or.jp
※参加申込書は下記ホームページから入手できます。
ホームページ http://www.astf.or.jp/research/html/club/teirei_134.htm
2 問い合わせ先
財団法人科学技術交流財団 山田、山岸
〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目4−38 愛知県産業労働センター15階
TEL052-485-7370 FAX052-485-7380
【参考】
1 共同研究推進事業について
(1) 事業目的
(2) 研究実施期間
2年以内(成果報告する2テーマの実施期間は平成20年6月〜平成22年3月)
(3) 委託費
1テーマあたり約1600万円(2年間)
2 平成20年度採択案件の概要
(1) 白髪自然発症モデル動物を用いた白髪予防・治療剤の開発
・統括研究者 加藤 昌志(中部大学 生命健康科学部 教授)
・研究参加者 中部大学、ホーユー株式会社
・研究内容 白髪は美容上の大問題であるが、有効な白髪予防・治療剤はほとんどない。
中部大学で確立した、マウスを用いた外用による白髪を予防・治療できる新規の
薬物選択方法により薬物の選別を行う。ホーユー(株)では選別された新規の
白髪予防・治療薬を用い、所有するヘアカラー等に対する特殊な加工技術を使用
して、外用による白髪予防・治療の可能な医薬部外品・化粧品(ヘアカラー、
シャンプー、育毛剤)の製品化を行う。
・研究成果 1次及び2次の細胞レベルによるスクリーニングの結果、白髪予防効果を持つ
可能性のある「植物エキス」、「植物由来化合物」を選別した。特許性、効果等々
種々の検討を行い、商品化された場合により有望な物質を、白髪モデルマウスに
外用する3次スクリーニングを用いて選別した。3週齢の白髪マウスに毛刈りを行い、
2週間、除毛部分に選別された「植物エキス」を塗布した結果、「植物エキス」を
塗布したマウスでは、対照溶媒である70%エタノールを塗布したマウスに比べ、
毛色が有意に黒くなることが観察された。
(2) 人と機械がベストマッチしたテーラーメイドな全方向移動ビークルの安心・快適な最適デザインとインテリジェント制御
・統括研究者 寺嶋 一彦(豊橋技術科学大学 生産システム工学系 教授)
・研究参加者 豊橋技術科学大学、株式会社ケーイーアール、愛知県産業技術研究所
・研究内容 狭い空間でも瞬時に自由に移動できる特殊な全方向移動駆動機構を開発する。
ソフトウェアの面から、 @安全でスムーズな障害物回避をする操作支援Aより
少ない力で車体を操作でき、操作者の習熟度に応じて補助するレベルが可変な
インテリジェントパワーアシストB搭乗者の挙動、心理的要因、発汗解析などを
用いて人間の快適性を考察する快適走行制御システムの開発を行う。生活支援の
車椅子のみならず、産業用、農業用車両として広範囲な応用が期待できる。
・研究成果 新型駆動機構DDSS(オフセット型差動駆動操舵機構)は、従来キャスタ駆動式
よりも、モータエネルギーの低減化を図ることができた。また、段差超え、坂道
走行、地面からの振動の低減化を可能にし、当初の目的を達成した。全方向車椅子
としての、パワーアシスト制御、ハプティックジョイスティックでの制御、スキル
アシストシステムの制御、快適制御、操作支援システムなどの、ソフトウェアの実現
をし、車椅子に知能を持たせた。
◎用語解説
※1 重点4分野
1.環境・・・環境浄化・負荷低減、省資源・省エネルギー、燃料電池・新エネルギーなど
2.人 ・・・食品による健康長寿、介護支援機器・ロボット、予防・診断・治療などの医療技術など
3.暮らし・・防災・復旧技術、危険因子の評価・低減化、IT・ITSなど
4.挑戦・・・ロボット技術、先進的医療、航空宇宙、先進分野の開拓など