top of page

Aichi Science and Technology Foundation

​新着情報詳細

【育成試験】令和3年度実施課題及び過去の実施テーマ一覧

(1)令和3年度「育成試験」の実施課題


非セッコウ型を用いた鋳込み成形による超高純度アルミナ発光管の製造

                    委託先:ヤマキ電器株式会社

 高演色・省エネルギー光源として期待されているセラミックメタルハライドランプは透光性アルミナ発光管に金属ハロゲン化合物を封入して製造されている。現状の透光性アルミナ発光管はセッコウ型を用いた鋳込み成形法により製造されているため、セッコウ型からの不純物の溶出がアルミナ発光管の高純度化の妨げとなり、十分に高演色・省エネルギー性能を発揮することが出来なかった。本課題では当社が有する鋳込み成形技術に、産総研保有のセラミック複合多孔質体の製造技術を鋳込み型に転用することで従来の鋳込み手法では作製が困難であった不純物(カルシウム成分)が10ppm以下の超高純度アルミナ発光管の開発を目的としている。

電子ビーム励起プラズマ気相堆積法による次世代電子デバイス創製のための立方晶窒化ホウ素膜の研究開発

                    委託先:株式会社片桐エンジニアリング

 立方晶窒化ホウ素(cBN)はダイヤモンドに次ぐ硬さと熱伝導率をもちながら、熱的・化学的安定性、酸化温度はダイヤモンドを凌ぐ特性を持つ。またダイヤモンドと同様に半導体特性を有しそのバンドギャップが広く、かつダイヤモンドで課題となっているp/n接合形成が容易なため高絶縁耐圧を要する鉄道や医療用の超高圧機器などのインバータ素子として注目されている。一方で結晶成長技術が未成熟という課題が存在する。そこで独自技術である電子ビーム励起プラズマを用いたプラズマ気相堆積法により、Si基板との界面制御や成長モードを制御して、フリースタンディングcBN単結晶基板形成法と半導体特性の評価およびin-situドーピング技術の検討を行う。


(2)過去の実施テーマ一覧

令和2年度

令和元年度

平成30年度

平成29年度

平成28年度


お問い合わせ

​公益財団法人科学技術交流財団 業務部 〔担当〕田尻

〒470-0356 豊田市八草町秋合1267番1 「知の拠点あいち」あいち産業科学技術総合センター内 電話:0561-76-8325 メール:tajiri[at]astf.or.jp ※スパム対策のため、@を[at]に変更してあります。



関連記事

すべて表示

「第2回先進技術活用セミナー(CFRP)」の参加者を募集します。

炭素繊維複合材料(CFRP)は、金属等の競合材料と比較して圧倒的な軽量化が実現できるため、自動車をはじめとする幅広い産業分野での需要が増加しています。CFRP技術は地域の中小ものづくり企業から大変注目されています。 本年度の「先進技術活用セミナー(CFRP)」は全3回の予定...

「MOT研修2024(基礎コース)」の2次募集を実施します!

技術経営(MOT)研修実行委員会(事務局:(公財)科学技術交流財団)では、MOT研修2024(基礎コース)の定員に若干の余裕があるため、 9月24日(火)10時00分まで 2次募集を実施します。 本セミナーは毎年開催しており、累積で370社を超える好評のセミナーです。...

メッセナゴヤ2024展示ブース設営及び撤去業務の委託先を公募します。

公益財団法人科学技術交流財団(以下「財団」という。)では、財団において実施している研究成果を広く産業界へ周知することを目的として、メッセナゴヤ2024に出展します。  つきましては、以下のとおり委託先を公募しますので、下記により応募いただきますようお願い申し上げます。 記...

Comentários


bottom of page