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令和8年度「産学協創チャレンジ研究開発事業(共同研究型)」で実施する研究開発課題が決まりました。

  • 9 時間前
  • 読了時間: 4分

令和8年度「産学協創チャレンジ研究開発事業(共同研究型)」では、下記の研究開発課題を実施します。(4件)

子供が「かぶりたくなる」スマートヘルメットの開発 (新規採択課題)

統括研究者

 名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授 北川 亘

共同研究機関

 名古屋工業大学、株式会社アパード

研究期間

 令和8~9年度

研究開発の要約

 愛知県の13歳未満の自転車ヘルメット着用率は16.2%と低い。そこで本提案は、着用率100%を目標とする骨伝導デバイスとIMU(慣性センサ)を融合した次世代スマートヘルメットの研究開発を行う。

 本研究では、骨伝導デバイスの最適化、低電力駆動、EMI対策を進め、子どもの頭部特性に適した高信頼な音声提示技術を構築する。また、IMUによる装着判定、首振り動作の推定、転倒検知、急減速の危険予知アルゴリズムを開発し、事故予防と行動変容を実現する。

 さらに、着用状況の可視化やIMUセンサー検知によりキャラクタライズされた成長するヘルメットの仕組みを入れ、ヘルメットを“かぶりたくなる”体験を提供することで、着用率向上と交通安全の向上を図る。

機械加工のDX化を加速する工具摩耗予測・監視・学習・加工条件制御技術の開発 (新規採択課題)

統括研究者

 名古屋大学 工学研究科 教授 社本 英二

共同研究機関

 名古屋大学、株式会社イワタツール、富士精工株式会社、名古屋工業大学

研究期間

 令和8~9年度

研究開発の要約

 多くの産業製品の形状は機械加工によって創製されており、そのDX化は県内製造業の発展に不可欠な重要課題である。競争力の高い製品製造には、様々な目的を高いレベルで同時に達成するように多くの加工条件を適切に設定する必要がある。しかし現状では、プロセスの複雑さ故に予測可能な部分は限られ、加工中の状態監視技術についても十分な機能を有していない。そこで本研究では、工具摩耗進展の予測・監視・学習技術、さらに加工条件制御技術を開発し、機械加工のDX化を加速する。


把握力調整能力評価トレーニングデバイスiWakkaの高機能化と付加価値向上 (継続課題)

統括研究者

 名古屋工業大学 電気・機械工学類 教授 森田 良文

共同研究機関

 名古屋工業大学、株式会社セカンドコンセプト

研究期間

 令和7~8年度

研究開発の要約

 知の拠点あいち重点研究プロジェクトⅣ期の「多感覚ICTを用いたフレイル予防・回復支援システム」の成果の一部として、従来の把握力調整能力評価トレーニングデバイス「iWakka」の機能性とデザイン性を向上させ、脳トレアプリを開発し、実証評価を行った。その結果、手指の巧緻性トレーニングが認知機能(特に注意・記憶)の向上に寄与するだけでなく,脳卒中片麻痺者の運動機能回復や発達障害児の認知トレーニングなど、介護・医療現場での幅広いニーズが確認された。

 本研究開発では、さらなる高機能化を目指し、開発・試作・実証試験を行う。実証評価を通じて得られたユーザビリティ向上の要望に応え、iWakkaにSIM対応、動作追跡機能、クラウド管理を実装し、在宅・医療・介護現場,企業の健康経営にも対応可能なシステムを開発する。さらに、現場データの蓄積と分析により、加齢や疾患による運動機能の変化を早期に捉え、予防医療・予防介護に貢献する製品化を目指す。

複数の搬送ロボット及び自動運転車両の階層化最適制御理論による協調制御の研究 (継続課題)

統括研究者

 原田車両設計株式会社 代表取締役 原田 久光

共同研究機関

 原田車両設計株式会社、名古屋大学

研究期間

 令和7~8年度

研究開発の要約

 複数の搬送ロボット及び小型EVの自動運転車両を集中制御ではなく個々のロボットや車両間での分散制御による協調動作の実現を目的とする。低速域で複数の異なるメーカーの搬送ロボットを活用して協調制御の可能性を検討する。協調制御が可能になると、工場や倉庫などの物流現場における効率化と生産性向上に大きく貢献する。また、レベル4自動運転トラックの運用が、新東名高速道路で実証実験が開始され、近い将来には、編隊走行にて複数車両の協調運転が必要となり、前方車両の情報を後方車両が瞬時に共有する協調制御の重要性が高まると予測する。

 名古屋大学で開発された階層化最適制御理論に基づき実証実験にて低速域から時速30㎞での運用の有効性を確認する。将来的には、時速100㎞での高速道路での運用と航空宇宙分野での時速300㎞の領域での複数車両の協調運転につなげて水平飛行の宇宙旅行用の機体の台車として活用の可能性を検証する。 

 
 

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