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Aichi Science and Technology Foundation

​新着情報詳細

令和7年度研究会の採択テーマが決まりました

更新日:6月17日

一部の研究会ではメンバーを公募しているテーマもありますので、専用フォームへ入力いただければ、事務局より参画の可否をお知らせします。

異材成形歯車の用途開発研究会

   座長

名城大学 理工学部材料機能工学科 准教授 榎本 和城


研究会の概要

金属歯車の表面に繊維強化樹脂を射出成形で被覆した異材成形歯車は、軽量・静音・クリーンといった特徴を有し、金属の強度・剛性・寸法精度と樹脂の優れた摺動特性を兼ね備えた次世代歯車である。本研究会では,異材成形歯車の用途開発を加速し、社会実装していくための勉強会・研究会を開催し、情報提供と企業ニーズの収集を通じて、参加メンバー間での意見交換を行い、将来の事業化に向けて議論を進める。


生成AIと組織の自律性

座長

名城大学 経済学部 学部長/教授 佐土井 有里


研究会の概要

本研究会の目的は、日本企業における生成AI活用の課題を検討し、生成AIを手段として活用することで、組織の自律性を高める方策を探ることである。生成AIは、情報収集・分析やデータのリアルタイム可視化を通じて、個人や部門がより迅速かつ自律的に意思決定を行える組織の構築に資する可能性がある。本研究会では、日本特有の縦割り組織における生成AIの適応課題や問題点についても企業調査を行い、組織全体の自律性向上に向けた実践的方策を、世界各国の先進事例を参照しながら検討する。とりわけ知識労働においては、専門性を活かした主体的な判断が促され、柔軟かつ機動的な組織運営が実現可能になると期待される。


光医療開発研究会

座長

名古屋大学 大学院医学系研究科/高等研究院 特任講師 佐藤 和秀


研究会の概要

本研究会は、「光を用いたがん治療」の最前線に焦点を当て、近赤外光を活用した光免疫療法や光温熱療法といった革新的治療技術の基礎・応用研究に関する最新動向を広く企業と共有することを目的とする。さらに、光源技術、薬剤開発、デバイス設計、臨床評価といった多岐にわたる分野の知見を結集し、研究者と企業技術者の交流を促進することにより、産学連携の新たな機会を創出する。技術開発から臨床応用へのスムーズな移行を可能にする橋渡しの場を形成し、社会実装に向けた実効性の高いプロジェクトの構築を目指す。



ナノ・マイクロ階層化革新的デバイス創生

座長

愛知工業大学 工学部電気学科 准教授 竹内 和歌奈


研究会の概要

ナノスケールの物理原理を応用したセンシングデバイスとその動力となるエネルギーハーベスティングデバイスの組み合わせなど、ナノからマイクロまでを繋げる階層構造が必要である。本研究会では、該当領域の研究者、技術者を交えて、知識と技術を共有し、ボトムアップとトップダウン技術を融合した革新的デバイスの作製方法の確立と作製を目指し、先導的研究テーマ発掘および技術革新・新規材料創出に向けた課題抽出を行う。


次世代救命処置サポートシステム研究会

座長

名城大学 人間学部 教授 畑中 美穂


研究会の概要

突然の心停止の現場に居合わせたバイスタンダーが、迅速に、安心して救命処置を実施できるようにサポートする体制について検討し発案する。ドローンやスマートフォンアプリを利用したAEDの現場配送技術に、救命現場のバイスタンダーが被る心理的負担の軽減や救命処置後のストレスケアの要素を取り入れたサポートシステムの実現可能性を、心理学者、救急救命士および産業界のプランナーが意見を持ち寄り、学びつつ、実現化を模索する。


繊維強化複合材料(FRP)を用いた社会基盤構造物の強靭化研究会

座長

大同大学 建築学部建築学科都市空間インフラ専攻 准教授 宮嵜 靖大


研究会の概要

本研究会では、繊維強化複合材料(FRP)を社会基盤構造物に適用し、社会実装を進めることで、国土強靭化および持続可能な社会の実現に貢献することを目指す。具体的には、FRPの材料特性の調査・検証と構造物への適用ならびにFRP補修・補強の範囲、方法を判断するためのセンシング技術について研究活動を進める。本研究会が、産学官の研究者・技術者間の活発な交流の場となり、革新的技術の創出と社会実装に繋がることを期待する。




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令和6年度研究会の採択テーマが決まりました。

一部の研究会ではメンバーを公募しているテーマもありますので、 専用フォーム へ入力いただければ、事務局より参画の可否をお知らせします。 生産現場におけるプロセス・インフォマティクス(PI)によるものづくり革新    座長 名古屋大学大学院工学研究科 化学システム工学専攻...

 
 
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